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INSOMNIUM/One for Sorrow

category - メロディックデスメタル
2011/ 10/ 20
                 
ワン・フォー・ソロウ
インソムニウム
マーキー・インコーポレイティドビクター (2012-01-25)
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フィンランドのモダンではないメロデスバンドの新作。
ジャケットも前作同様寂しさや悲しさ満載でいい感じ。
秋を感じさせてくれます。
美しくもさびしいギターのイントロから幕を開ける。
徐々に盛り上がっていくさまが彼ららしくていい。
アグレッシヴなサウンドにこれぞ北欧ともいうべき悲しげで美しいメロディを入れてくる
スタイルに関してはかなりのベテランになるのだろうか?
個人的にはこの手のサウンドをやられるバンドに関しては、
よくINSOMNIUM的という表現をつかわさせて頂いているが。

ツインによるマイナーキーによるリフにしろ
ギターのメロディはもちろんだが、冷たいピアノをはじめとした
うっすらとアトモスフェリーなKeyを上手く取り入れている。
静と動の部分を上手く使い分け、アグレッシヴな所はアグレッシヴに
メロウな静の部分は決してゴシックメタルではないが、
ゴシック的な耽美的なものも感じなくもない。
時にはノーマルVoが登場したり、
サビではこれまたさびしげなコーラスが登場してくる曲もある。
前作は、ネットでの評価の割には個人的には今一つ感があったのだが、
今作はかなりアグレッシヴになったものの、
ツインギターによる「泣き」のメロディの説得力が増したのか
前作を軽く上回る出来となっている。

今メロデスというとメタルコアやそれに近いモダン系のメロデスが
シーンを席巻しているが
そうでない数少ないメロデスバンドとしてこれからも頑張ってほしいものです。
この作品によってメロデスシーンが少しでも変わってくれれば…。

#2のオフィシャルビデオクリップでは
最後の方でVoが何かを吐きだしていて
思わず「グリーンマイル」の映画の一幕を思い出した。


1. Inertia
2. Through the Shadow
3. Song of the Blackest Bird
4. Only One Who Waits
5. Unsung
6. Every Hour Wounds
7. Decoherence
8. Lay the Ghost to Rest
9. Regain the Fire
10. One for Sorrow