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BLIND GUARDIAN/A Night At The Opera

category - ドイツ
2010/ 07/ 22
                 
ナイト・アット・ジ・オペラ
ブラインド・ガーディアン
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ドイツのメロディックメタルバンド。
もうすぐ新作も発売されるというのだが
ある種問題作となったこのアルバムは前作同様、コンセプトアルバムとなっている。
前作は曲数がたくさんあってわけがわからんかった。
その上、シングルカットされた曲ともう1曲ぐらいしかいい曲がなかったという出来。

今作は、どこが1番でどこが2番かというものがわからないような(幼稚じみた説明でごめん)
ひねくれた展開はいつもの通りだが今作ではいつものブラがにある
ハンズィががなって疾走するようなスタイルを極力抑えられており、
まるでメタルオペラとでもいうのだろうか…というものに変化している。
もちろん結構速い曲なんだけど今までの彼らと比較するとやはり違う。

派手なクワイアもいつも以上に登場する。サビなんて大合唱の嵐ですよ。
ただ、ですね…肝心のメロディが弱いんですよ。弱いというかわかりにくくなってしまっている。
この変化はなかなか面白いと思うんですが、曲がつまらんとどうにもなりません。
クオリティの高さは認めるんですけどね。ドラムの手数が結構多いのも特徴。
1曲目からなんかイマサンなメロディでおいおいどうしたんだハンズィ(川平慈英風)。
個人的にはこの彼らの「変化」のさることながら
このメロディのつまらなさのほうが気になってしょうがなかった。

要所要所でブラガ節があるのだが(そう、根底にあるのはBLIND GUARDIANそのものなのだ)、
よく聴いていないと聴き逃してしまうという残念さ。
メロディがとにかくクサい#7までが辛抱しなきゃいけない。つまり前半が全く面白くない。
そして#9がいままでの良きBLIND GUARDIANを思い起こさせてくれる。
で、このアルバムの一番のハイライトである#10は肝心の大曲なのだが
とにかくひねくれまくった展開をしているが、これは「凶」ではなくむしろ「吉」と出たと思う。
メロディが何よりいいのでついつい聴き入ってしまう。非常にオペラティックかつ
ドラマティックな展開を聴かせる。これがだるい曲じゃなくてよかった。

結果的にはこのアルバムは決していいとは思えないが前作よりはマシかもしれない程度。
このアルバムを最後にドラムが脱退して次のアルバムが発売されるのだが
次のアルバムではまたいつものBLIND GUARDIANに戻るのだった。
このアルバムは彼らのあくまでも実験作だったのだろうか?


1. Precious Jerusalem
2. Battlefield
3. Under The Ice
4. Sadly Sings Destiny
5. Maiden And The Minstrel Knight
6. Wait For An Answer
7. Soul Forged
8. Age Of False Innocence
9. Punishment Divine
10. And Then There Was Silence
11. Harvest Of Sorrow