THEATER OF AUTUMN

メタルを中心に音楽感想と時代劇感想 リンクフリーです

LAST TURION/Seduction Overdose

Seduction Overdose
Seduction Overdose
posted with amazlet at 13.01.11
Last Turion
Musea Records France (2006-05-31)
売り上げランキング: 973,218




ドイツのプログレバンド。
プログレメタル的な変則拍子を絡ませた結構複雑な演奏をやりながらも
(ベースにあるのは明らかにメタルだ)
リフを前面に出すような音像では決してないという感じ。
ポンプロックよりはハードロックよりというかんじか。

きらびやかで躍動感あふれるシンセワークやギターのメロディが印象的だ。
あまり叙情的ないわゆる泣きというタイプではなく、
どちらかというと明るめのメジャーキータイプ。
Voは高い音を張り上げて歌いあげるタイプ。決して悪くはない。
曲によってはバックがアコギオンリー、ピアノオンリーでVoが歌うバラードあり、
子供のコーラスが入ったりもするパートのある曲あり。

それなりに複雑なサウンドではあるが、メロディの質も結構高く、
それほど聴きずらい、難しいサウンドではない。
ただ、メロディの使い回しのようなものがあるのが難点かな。



01.Seduction Overdose
02.Humiliation
03.Beyond Today
04.Innocent Murder
05.Watch Out !
06.Autumn Scream
07.Between The Lines
08.Whatever You Might See
09.Undiscovered Heart
10.Synchromania

[ 2015/09/30 ] | イタリア・ドイツ

遠藤太津朗のトメテタスケテが秀逸な 一筆啓上過去が見えた

必殺仕置屋稼業 VOL.4 [DVD]
キングレコード (2004-07-07)
売り上げランキング: 113,264



このシリーズ唯一の印玄(新克利)回。
自分の好きな俳優の遠藤太津朗が出ること、
そして必殺必中仕事屋稼業の傑作、一発勝負の時の
三隅×村尾の最強コンビだから
中身が悪いわけがない
(ちなみにこの村尾昭という脚本家は工藤栄一とのコンビによる
逆転勝負も傑作)という期待もあった。

一筆啓上魔性が見えたが動の部分が極端に少なく
市松とおるいのからみばかりで正直かったるかった
(その分…なのか市松の殺しが
今まで以上にハードに描かれているのが特徴だが)
ので尚更期待が高まるわけだが。

ちなみにこの一筆啓上過去が見えたは三隅監督の遺作とも言われてもいる。


なんでもこの印玄は人相書きが廻って女郎から逃げられる始末。
そんな印玄を始末してほしいとおよねという遊女がおこう(中村玉緒)に依頼する。
その流れから前半は印玄の幼少期や殺し屋の原点とも言うべき事が描かれていて
印玄を捨てた母親と愛人との間に生まれた子供がこの依頼人のおよね。
印玄は自分(と父親)を捨ててオトコに狂った母親と
その愛人を我慢に耐えかね屋根から突き落としていた。

後半は冒頭に出てきた梅乃屋の悪事の続き、
なんでもこの梅乃屋は使えなくなった(死んだ)女郎は
むしろに巻いて無縁寺に放り出さすというあくどさ。

で、この梅乃屋ではおふくという病持ちの女郎を梅乃屋の
主人・伝兵衛(遠藤太津朗)と清吉(松山照夫)は
年季明けの前に他の女郎屋に売り飛ばそうという話をする。
そのおふくをおよねが助けようとするも清吉に殺されてしまう。
他の殺された女郎と同様におよねも裸に藁を巻きつけ
無縁寺に放り出されるのだがその途中で
印玄がおよねの死体を泣きながら買取り埋葬する。

で、およねの書き置きにより梅乃屋の2人を始末する。
普段は市松か主水が悪者の親玉を始末する役で
印玄はどちらかというと小物を始末する役割だが
今回は珍しく印玄が悪役の親玉を始末する。

市松は橋の所で群衆に紛れて花火を見ていた清吉を
首筋に竹串をついて仕留め、
主水は屋根に上がって花火を見ている野次馬の整理で仕置きなし。

花火を人よりもいい場所で見ながら弁当をのんきに食べている
(この表情がまたいい)伝兵衛を屋根にいた印玄が強引に引っ張り上げて
屋根から突き落とすわけだが
遠藤太津朗のトメテタスケテが
コミカルながらもどことなく哀愁に満ちていていい。

ちなみに屋根から突き落とされた遠藤サンは
今シリーズ時々流れる"変なおじさん"の曲みたいなのが再び流れる
仕事人旋風編ではなぜか梅津栄枠(要はオカマ)になるのだが
それもそれでまた見ものである。

[ 2015/09/26 ] | 時代劇鑑賞

STRATOVARIUS/Eternal

エターナル【通常盤】
ストラトヴァリウス
ビクターエンタテインメント (2015-09-09)
売り上げランキング: 2,473



フィンランドの様式美メタルの新作。
らしい派手なシンセとツーバス疾走による
往年のSTRATOVARIUSらしい曲から始まる。
前作は疾走曲が結構抑えられたアップテンポな曲だっただけに
今作もそれで来ると思ってたので意外だった。
ただ、それ以降は前作同様に無駄に疾走はせずに
アップテンポの曲が並ぶ。
後半は前半ほど面白みがなくなるものの、
アップテンポな曲がアルバム大半を占めているのもあって
さらりと聴き流せると思う。
今作も前作同様にツボを抑えた
キャッチーなメロディを伴った曲は健在。
ちょっとらしくなかった音質は改善されている。

今までにも彼らのサウンドにあった
ドラマティックな展開のラストの大曲は
今までにない(と思われる)スラッシュビートを取り入れた部分があったりして
ちょっとおもしろい事をやっているなぁと。

前作のようなポップでライブで大合唱しそうなサビが特徴の
Fantasyのような曲がないものの
前作が気に入ったら今作も買いでしょう。


01. My Eternal Dream
02. Shine In The Dark
03. Rise Above it
04. Lost Without A Trace
05. Feeding The Fire
06. Endless Forest
07. Giants
08. In My Line Of Work
09. Man In The Mirror
10. Few Are Those
11. Fire In Your Eyes
12. The Lost Saga


[ 2015/09/22 ] | フィンランド

横内正があっけなく殺られる一筆啓上姦計が見えた

必殺仕置屋稼業 VOL.3 [DVD]
キングレコード (2004-07-07)
売り上げランキング: 72,840



主水の同僚である安田弥一郎(横内正)は
なんでも義理の父親が残した借金返済のために
わいろを取るところを土方左馬之介に見られ
カミさん志津(弓恵子)を奉行に差し出せとたかり脅されるが
弥一郎自身は拒否するも20両の借金のため
志津自らが身を投げだすも左馬之介ら3人の餌食になり、
自殺した志津だけでなく弥一郎も馬之介にあっけなく殺されてしまう。
横内正というキャラクターからすると
伝七捕物帳や大江戸捜査網などのゲスト出演を観るに
この扱いはちょっとあっけなさすぎる感もある。


で、残ったのは弥一郎の子供・小太郎で
このガキがきんさんにローキック食らわすわ、印玄を屋根から突き落とすわ
(印玄による「トメテタスケテ」がみられるのは貴重かも)、
のやんちゃ(悪く言うとクソガキ)ぶり。
市松がとりあえず引き取るも主水の
「その子供は大店に預けろ」という言葉に対して
「殺し屋にはさせない」と自信を見せつける。

今回は馬之介ら3人の殺し
(その中の波田久夫がお百度参りをしているりつをさして
"25両は高い"というのはウケるんだが)よりも
その後子供が市松のアジトで
竹串を器用にとがらせて畳を這っていた蜘蛛を刺し殺す
(あんな短い期間でどうやって覚えんたんだか)瞬間を目撃する
市松が涙目になり主水の言うとおりにするシーンが印象的だろう。

ちなみにいつも上着を脱いでまでおはつ(石原初音)目当てに定食屋に通い詰める主水。
主水は彼女のことが好きなようでおはつは主水のことが当然好きでもなければ
むしろ疎ましく思っているのか(いやそこまで酷くはないか?)
残り物を弁当にして主水にあげるもちゃんとその弁当の代金は払わせたり
雨が酷い時にはボロボロの傘を貸してあげたりと結構手荒い事をする。
言葉もおじさん顔長いとかおじさんよっぽどモテないんだねとか
セリフ某読みながら結構グサリと来る事を平気で口にしている。

それを知ってか知らぬか主水はおはつが他の男に口説かれていたら
嫉妬してたり訝しんだりしてこの回は、
ちょくちょく来るという市松にまで「娘目当てじゃねぇだろうな」と疑う始末。
「いい年してしやがって…」と市松にあきられるのであった。




[ 2015/09/19 ] | 時代劇鑑賞

GYZE/Black Bride

BLACK BRIDE
BLACK BRIDE
posted with amazlet at 15.09.15
GYZE
ビクターエンタテインメント (2015-02-25)
売り上げランキング: 4,373



日本のモダンメロデスの2作目。
ネットのメタルファンの間では話題になっていた作品。

前作もかなりツボを刺激するようなメロディをちりばめた
メロデスをやってたモダンメロデスの2枚目。
1曲モロにメロデスファンが狂喜するような曲があったのだが
それが今作はのっけから炸裂する。
アルバム全編で聴かれる情感たっぷり弾きまくる泣きのギターが
(いい意味で)ある種あざとさも感じるなくもない
日本人好みのメロディに否が応でもテンションが高くなる。
泣きメロをアシストするシンセもいい仕事している。

ただ、やっぱりこのバンドはあくまでもモダンメロデスがベースで
スクリームVoは明らかにメタルコアのそれだし、
#3のようにエモーショナルなVoで日本語詩を歌ったりしている。
それでも前作よりもよりメロデス寄りのサウンドになっているのではないかと
(日本語によるスクリームは賛否が分かれそうだが…)。
この方向性は大正解(前作だってかなりメロデス寄りではあるのだが)。
#12ななぜかフラメンコ調のメロが登場する。

最近やたらあるメタルコア、モダンメロデスバンドよりもずっととっつきやすくて
日本人好きするのは確かなんだが…?
こういうバンドはもっと評価されていいはずだ。
想像以上に凄いことになっていたので驚いた。
ただ、#9に関しては思わず失笑してしまうナンバーで
(要は前日本語詞)ここはCADACROSSのように
クリーンVoヴァージョンをボーナスとして入れておいた方が良かったかも?


01.Black Bride
02.In Grief
03.Honesty
04. Insane Brain
05.Black Shadow
06.Winter Breath
07.Twilight
08.Satanic Loop
09.Nanohana
10.Julius
11.Asuhenohikari
12.Gnosis


[ 2015/09/16 ] | モダンメロデス

佐野研二郎作の東京五輪のエンブレムに日本の音楽シーンがかぶって見えた

だいぶ前になるが
2020年の東京オリンピックのエンブレムが発表された。
そのデザインを観た瞬間、
パクリとかそれ以前に"モダン"だなぁという感じで
正直受け入れられないデザインだった。パクリ云々は抜きにして

何かこの感覚が音楽のそれと似たようなものが非常に感じられ
それまでひたすらメロディを追求していたロックバンドが
突然へヴィなギターと近代的なシンセを多用して
吠えまくるVoを加えたような路線変更をしたような?
そんな感じ。EVANESENCEとかメタルコア的なそんなニオイを感じてしまった。
おそらく佐野サンもその手の音楽が好きなのだろう。

で、しばらくして佐野サンのそのエンブレムは
ベルギーだか知らんが白人国のパクリだということで
一悶着あり、白紙になったけど。

[ 2015/09/15 ] | 音楽的日記

蔵原惟繕演出のこんなもんでしょう的な一筆啓上地獄が見えた

必殺仕置屋稼業 VOL.1 [DVD]
キングレコード (2004-07-07)
売り上げランキング: 20,827



先週から始まっている必殺必中仕事屋稼業の後シリーズ。
何でも視聴率を回復させるために中村主水(藤田まこと)を起用したシリーズを
制作したんだとか(その裏では他局の影同心に対抗する意味も込められている)。

必殺必中では2作しか手掛けてなかった蔵原惟繕
第一話を手掛けるということで
(今シリーズは結構手掛ける)あまり期待はしてなかった。
この方の演出は、他の監督よりもとにかく"暗い"。
重苦しいくらいに暗さが漂っている。悪く言えば辛気臭いかも。
ただ、そういう独特の世界観は良いんだが、
必殺必中のように前後と脈略もないシーンが登場したり、
話の輪郭が余計な事をすることでぼやけたりすることもある。

この第一話も主水とおこう(中村玉緒)が話をする場面が
突然鳥居がたくさんあるシーン(しかもスタジオ撮り)に切り替えられて
"?"と思ったり(仕上げて勝負のおらんを半兵衛が仕置するシーンを思い起こさせる)、
印玄(新克利)が前を通った人間がターゲットとわかって立ちあがった次の瞬間
屋根の上にそのターゲットを突き落とそうとしているシーンになったりと
こういう強引なまでの展開があったりはしたが…、

市松(沖雅也)のアジトに潜入した際に市松に殺しかけられる主水とか
殺しを見られた少女の前で竹串を突きつけたりするような
緊迫したシーンは見ごたえがあった。

まぁ、第一話にしては"こんなもんでしょう"といった感じで
話がブレたりとか特に問題になるような酷いということはなかったというのが感想。

[ 2015/09/09 ] | 時代劇鑑賞

AMORPHIS/Under The Red Cloud




フィンランドのメロデスバンドの新作。
前作はブルータルな要素が強かったのでどういう内容になるのか
興味が凄くあったのだが
彼ららしいメロディのピアノのイントロから始まる
ファーストトラックを聴いた地点ではSkyforger寄りかと思ったが
#2以降はSkyforgerとも前作ともまた違う内容だということが分かる。
女性Voの登場や緩急をつけたりプログレ的なアプローチをする楽曲を始め
フォーク/トラッドメタルにあるようないかにもな民族メロディ、
アラビアン的な展開やパーカッションが登場したりとトラッド色が
以前よりも濃い部分があるが大して驚くようなものでもない。

根っこの部分はどんなにスタイルが変化しようとも
彼らが一貫してやってきた独特のメロディとリズム、グルーヴ感のある
カレワラメタルをやられていることには変わらないのだから。


1. Under The Red Cloud
2. The Four Wise Ones
3. Bad Blood
4. The Skull
5. Death Of A King
6. Sacrifice
7. Dark Path
8. Enemy At The Gates
9. Tree Of Ages
10. White Night
11. Come The Spring(bonus track)
12. The Wind(exclusive bonus track for Japanese deluxe edition only)


[ 2015/09/06 ] | メロディックデスメタル
検索フォーム

プロフィール

死神の弥三

Author:死神の弥三
主に激し目の音楽の聴いた感想(アテにしないでください、火傷しますw)を書いています。ここではそれだけです。





このエントリーをはてなブックマークに追加

おすすめCD

NORTHERN HELL SONG

PANTHEON -PART 1-(初回限定盤)

THE ECLIPSE(ジ・エクリプス)

リーチング・イントゥ・インフィニティ(初回限定盤)(DVD付)

【Amazon.co.jp限定】Unlimited Diffusion(CD+DVD 限定盤)

よろしくお願い致します





続きはこちらで…
リンクバナー



FC2 Blog Ranking



  • SEOブログパーツ


カレンダー

08 | 2015/09 | 10
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 - - -

スポンサ

カテゴリ

月別アーカイブ

おしゃべり時計

義援金募集

FC2「東北地方太平洋沖地震」義援金募集につきまして

QRコード

QR