2014年02月

        

Il Giardino Onirico/Perigeo

category - イタリア・ドイツ
2014/ 02/ 24
                 
イタリアのシンフォニックロックの6人組。
大曲志向で曲は5曲のみ。それでもこの手のサウンドにしてはフツーの曲数なのか?
#1の巻き舌の入った母国語の語りから続いて飛び出す音は
柔らかなシンフォニックロックかと思いきや
ヘヴィなギターにダークなメロディのシンセがうっすらとかぶさる
メタリックな質感のあるサウンドへの変化には驚かされた。

とはいっても説得力のある泣きのギターや
ドリーミーで幻想的なシンセ、
オルガンなどを取り入れたレトロな部分もちゃんと取り入れつつ
そこに変則拍子を絡ませ、オルガンやギターソロ等を入れた
スリリングな展開にはオッと思わせてくれるし
それこそがこのバンドの魅力だと思うんだけど、
それだけに#1や#3(ポップなサウンドから一転する)や#4など
明らかなモダンなプログレメタルを彷彿とさせるようなサウンドを
なぜこのバンドもやらなあかんの?と思ってしまう。



1.B.S.D.
2.Utopia Planitia
3.Agosto
4.Amigdala
5.Perigeo

                         
                                  
        

RAVENWOODS/Enfeebling the Throne

category - スラッシュメタル/デスラッシュメタル
2014/ 02/ 17
                 
Enfeebling the Throne
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トルコのデスラッシュメタルバンド。
トルコと言うお国柄でこういう音楽をやられることが珍しい。
らしくない音楽性はジャケットにも表れていて非常にカッコいい。

お約束ともいえる不穏なイントロから始まり、
ブラスト疾走でなだれ込むというパターンである。
もちろん、お世辞ではなくクオリティもかなり高く、
ブラスト疾走一辺倒じゃなく、上手く緩急をつけ、
焦燥感を煽るようなメロディやテクニカルな部分も持ち合わせている。
あまりこの手の曲が流行っていないからということで
敬遠しない方がいい。ファンは必聴モノ。

またこれはトルコというお国柄なのか
それらしいフレーズが登場するというのも憎い演出やわ。
#5や途中なんて女性Voを入れてきたり、
スパニッシュギターを上手く取り入れていて恐れ入る。


1. Zâhir & Bâtin (Intro)
2. Enfeebling The Throne
3. Breathless Solace
4. Ecstasy Through Carnage
5. Torture Palace
6. Upheaven-Subterranean
7. Inward Massacre
8. Stay
9. The Grey Cold Shade
10. The Fading Trace
11. Azab-I Mukaddes

                         
                                  
        

MAYAN/Antagonise

category - モダンメロデス
2014/ 02/ 11
                 
Antagonise
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モダンメロパワなゴシックメタルバンドのEPICAのメンバー
Mark Jansenがやられているメロデスバンドの2枚目。
女性含め、7人もメンバーがいるみたいな。

一応シンセやオーケストレーションを入れたり、ノーマルVoを加えたり
(今作はこのノーマルVoの比率が高くなったような?)、
やっていることは前作同様EPICAのシンフォニック性を薄めて
デスメタル色を濃くしたようなものだった1stに比べると
今作はアグレッシヴな所はアグレッシヴで、
そして結構シンフォニック色も強いかも?
ただ、向こうをモダンなメロパワとするなら
こっちはメロデスといった感じだろうか?
前作同様、このデスVoはかなりの迫力だ。

アグレッシヴな要素が強いもののEPICAとはまた違った
禍々しいまでのドラマティックな展開を作り上げている。
そのあたりはさすがなわけだけど。
女性Voの登場比率はかなり低いがそれはそれで仕方ないのだろう。

EPICAと比較するとアレだけど、
コレはこれでそれなりに完成度は高いのでシンフォニックデスメタルが好きな人は
一聴することをお勧めしたい。
叙情的なメロディが少ないとか文句ばかりたれる小生でさえも
印象に残るメロディはないに等しいものの、前作よりかは楽しめる内容だと思った。



1 .Bloodline Forfeit
2 .Burn Your Witches
3 .Redemption
4 .Paladins Of Deceit
5 .Lone Wolf
6 .Devil In Disguise
7 .Insano
8 .Human Sacrifice
9 .Enemies Of Freedom
10 .Capital Punishment
11 .Faceless Spies

                         
                                  
        

SHADE EMPIRE/Omega Arcane

category - モダンメロデス
2014/ 02/ 05
                 
Omega Arcane
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フィンランドのシンフォニックメロデスバンド。
まず耳を惹きつけるのは派手すぎるまでのオーケストレーションの多用だろう。
#1のイントロから続々させられるのは確かだ。
一応今風の連中がやられるモダンメロデスがベースなのは個人的には好かんのだが
映画音楽のサントラ的なまでのオーケストレーションには圧倒させられる。

緩急をつけたテンポに加えて、かなりブルータルなサウンドだが
そこに派手なオーケストレーションを導入することで
ブルータルさももちろんあるもののそれだけを強調するだけでなく、
どちらかというとホラーとかダークとか
そういうドラマティックな展開を作り上げていることに成功はしている。
シンセの使い方でスペーシーな趣の部分もあったりする。
クワイアやゴシック的なお経的ノーマルVoを導入している点もプラスしている。

ただ、メロデスにあるような泣きとかそういうものはあまり強くはないので
(もともとモダンメロデスという地点でアレだが)ちょっと肩透かしを食らうかも。
ジャンルは違うがDIMMU BORGIRのような世界観を構築しているのは確か。

完成度は非常に高く、自分はこの手のサウンドは好きではないがそこそこ気に入った。


1. Ruins
2. Dawnless Days
3. Until No Life Breeds
4. Ash Statues
5. Disembodiment
6. Malicious Winds
7. Traveler of Unlight
8. Devolution
9. Slumbering Giant
10. Nomad
11. Omega Arcane