THEATER OF AUTUMN

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ALCEST/Shelter

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Alcest
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フランスのポスト・シュケイザーブラックメタルの3枚目。
おごそかなある種「和」の様なものを感じさせるインストから始まる。

その和テイストのインスト明けの曲が
これがまたブラックメタルらしくないメジャーキーの使った明るいメロディと
低血圧なノーマルVoによる全くブラックメタルらしくない
そこだけ聞くとこのバンドは単なるポップロックなんじゃね的な感覚に陥る。
とはいってもトレモロリフを多用する部分も存在し、明るいながらも
寂しげで悲しげなメロディもそこには存在するからあら不思議。

またそこにはある種の清涼感の様なものも感じる。
その後はギターによるメランコリックなメロディとバックにトレモロリフを使った
このバンドの特徴ともいえるような悲しげで寂しくしんみりとしたメロディが襲いかかってくる。
どの曲も明るいメロディがありながらもどことなく寂しげで悲しい世界観をもっているのが面白い。
起承転結というか初めは優しく、そして徐々に盛り上げて行き
最後はギターとかドラムが入って感情がそこで爆発するみたいな持って行き方がいい。

攻撃性よりもゆったりとしたリズムによる叙情性重視のサウンドだけど
(つーかもうブラックメタルというくくりは違うんちゃうかなぁと?)、
ラストの大曲もじわじわと責めてくるようなさみしげのメロでよろし。


1. Wings
2. Opale
3. La nuit marce avec moi
4. Voix Sereines
5. L'Eveil des muses
6. Shelter
7. Away
8. Delivrance

[ 2014/01/29 ] | シュケイザー/ポストブラックメタル

FINISTERRE/ In limine

イタリアのシンフォニックロックバンドの2枚目。
なんか抑えておかなくてはならない程の名盤らしいので購入した。

男性が歌う曲もあるがインストの曲が大半を占めるといった感じ。
フルートをメインにしたり、そこにピアノを加え、
さらに部分的にはサックスも登場し、ムーディな雰囲気もあったりする。
ギターもそれなりに説得力のあるメロディを弾くんだが…。

当時は正直つかみどころのないメロディ
(つまり叙情性たっぷりのそれを期待したのだが見事に裏切られたという…)や
よくわからない曲展開がどうにもこうにも好きになれず、
良くわからない。部分的にだがジャズの要素もあるかも?
躍動感のあるメロディが時折登場するんだけど、それもほんの束の間…。

明るい部分とダークな部分のコントラストや
静と動の使い分けなど、まぁ、やっていることは結構レヴェルが高いんだろうが
いかんせん自分の耳についていけないサウンドであることが再認識できたというだけの話。
ただラストの曲は近代的なシンセが登場したり、
目まぐるしく変わる展開でそれなりに面白いと思ったけどね。


1 Intro
2 In Limine
3 XXV
4 Preludio
5 Ideenkleid Leibnitz Frei
6 Hispanica
7 Interludio
8 Algos
9 Orizzonte Degli Eventi

[ 2014/01/21 ] | イタリア・ドイツ

HEATHEN FORAY/Inner Force

オーストリア産のヴァイキングメタルバンドの新作。
ドイツ産ではなくオーストリア産というのも以外っちゃ以外。
前作は数曲が結構ツボでそれなりだったが、
今作はアコギのイントロから、クサいメロディ爆発な疾走曲になだれ込むような形でスタート。
疾走といってもサビではテンポダウンしてクリーンVoを導入したり
一筋縄ではいかなくなっている。でも基本疾走やアップテンポがメイン。
また完成度も前作を軽く上回っているのは#1を聴いた地点でわかる。
そして前作よりもブルータルに進化をしている。

漢の哀愁を感じさせるメロディをそこかしこに配しながら突き進むスタイルは不変。
曲によっては流麗なギターソロも入る。結構説得力がある。
ただ、いい曲は良いんだけど、前作もそうだったけど
今一つメロディが突けきらない曲は相変わらず突けきらないで終わっているのが残念だ。
せっかくいいメロディを持っているだけに、だ。
そして#9はカヴァーなのか謎だが余計。

ブルータルな抱擁系スタイルのデスVoや
シンセに頼らずあくまでもツインギターによるメロディにこだわるのは
恐らくAMON AMARTHのフォロワーによるところが大きいと思うのだが。
地味にも感じてしまいかねない(最新作は知らない)AMON AMARTHよりもこちらの音の方が
印象に残るかもしれない?
#1、#5、#7はファンはもちろん、メロデスファンも必聴だろう。
早々の日本盤デビューを切に願う。


1. Inner Force
2. Illusion
3. Weisheitskrieg
4. Wahrheit
5. Glut zu Flamme
6. Mei Laund
7. Ragnaröck
8. The Wizard's Life
9. No Mercy

[ 2014/01/10 ] | ペイガン/ヴァイキングメタル

LIGHT BRINGER/Scenes of Infinity

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女性Vo擁するプログレメタルバンドのメジャー2作目。通算4枚目。
前作は比較的ストレートなメロパワ路線だった2ndの期待を裏切り、
1stのプログレ路線に回帰をしてさらにダークな部分も入れて
ファンをがっかりさせた内容だったので、
その上、メンバーが脱退するなど
(その元メンバーが結成したART OF GRADATIONの内容が非常に良かっただけに)
今作に対する期待は全くなかった。通常盤のジャケットも前作以上に悪いし、
ネガティヴな要素ばかりが聴く前からあったが。

今作は、メロパワ路線に回帰するかと思いきや、
前作以上にプログレ路線を強めて非常にひねくれてしまっているが
(逆に、ART OF GRADATIONはストレートなサウンドだ)、
メロディが前作以上によく、ART OF GRADATIONに負けじと
こちらもキャッチーでポップだ。
80年代的なオルガンを使った曲も数曲あったり。
#10はそれが顕著だ。
気のせいかFUKIの唄い方もどことなくマイルドに感じたのは気のせいだろうか?

#8のようなこれぞラブリー節と言えるような
スピードチューンがもっとあればという気はあるものの
それはもう贅沢なのかもしれない?

インストのは完全なプログレメタルでテクニックの応酬なだけで終始していて
これはちょっとおモロないなぁ…。


1. Hyperion
2. Fallen Angel
3. if
4. 孔雀とカナリア
5. 人形が見た夢
6. Eau Rouge
7. Hydrangea
8. Tales of Promise~天国に寄せるポエトリー~
9. Infinite Fantasy
10. Venus

[ 2014/01/06 ] | 日本 アジア 辺境

DREAMSTORIA/dreamstoria

ドリームストーリア
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日本のメロディックメタルバンドでちょこちょこ仕事をしている
Leo Figaroと綿貫正顕というギタリスト擁する
3人組のメロディアスハードロックプロジェクト(バンド?)。
視聴の段階でそこそこのレヴェルだったので試しに購入して聴いてみたが
思った以上の出来で驚かされた。
ミドルテンポながらも力強い#1からメンバーの意気込みが伝わってくる。
どの曲も日本人好みのキャッチーでフックのあるメロディだらけで
(後半は似たような曲が並ぶものの)、ある種のポップ感もあり、
アルバム通して質の高いメロハーサウンドが堪能できる内容である。

Leo FigaroのVoは若干弱く、英語に難があるのは相変わらずだが、
在籍しているMinstreliXや他のメタルプロジェクトで歌うよりも
このアルバムで歌われている方がどことなく違和感なく聴こえてくる。

綿貫正顕のギターはどことなくウリロートを彷彿とさせるような
スカイギターの様な高いキーを出しているのにも驚かされる。
Leo Figaroのハイトーンとともに何とも爽快な気分になる。
ただ、通販サイトのとこのレビュアーの方がFAIR WARNINGの名前を出しているが
FAIR WARNINGらしさはその綿貫のギター以外あまり感じないんだけどなぁ…?
この方は始めて知ったけど、J-POP界では色々と仕事をなされているらしい。
PRAYING MANTISのRise Up Againをパクッたような曲や
どことなくGRAND ILLUSIONを彷彿させる曲があるのは気のせいか?




01. Burning Love
02. Go!
03. Nightless Night
04. Goddess In My Eyes
05. Ride On Time
06. Another Way
07. On And On
08. Listen To My Heart
09. Never Ever Say Goodbye
10. Fly Away

[ 2014/01/01 ] | メロディアスハードロック
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