THEATER OF AUTUMN

メタルを中心に音楽感想と時代劇感想 リンクフリーです

OMNIUM GATHERUM/Beyond

Beyond
Beyond
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Omnium Gatherum
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フィンランドのメロデスバンドの6枚目。
前作はかなりのすばらしい作品だったが。
それだけに今作の出来は不安だったのだが

今作は波の音とさびしげなギターの音色から始まる。
何か悲しげだ。
しばらくしたらギターやドラムが入りじわじわと盛り上がってくるインスト#1だけでも
十分聴く人を惹きつけるだけの力がある。

結構長いインスト明けの#2はノリノリの疾走メロデスで、
この2曲だけでも今作も前作同様のハイクオリティだということが分かるかも。

ブルータルデスメタル系の抱擁デスVoは
この手のサウンドに対してあまり合わない気もするが、
内容がいいのであまり気にはならないかと。
効果的に配した表情豊かなギターや寒々しいシンセが素晴らしい。
さりげなくプログレ的な部分を入れているのも相変わらずで
ちょいとしたセンスの良さも感じる。

メランコリックなフレーズはおなかいっぱいなほどあるので
叙情メロデスファンはもちろん、
前作が気に入った人は恐らく今作も気にいるのではないかと。

個人的にはETERNAL TEARS OF SORROWの新作よりもこっちの方に軍配を上げたい。



01. Luoto
02. The New Dynamic
03. In The Rim
04. Nightwalkers
05. Formidable
06. The Sonic Sign
07. Who Could Say
08. The Unknowing
09. Living in Me
10. White Palace

[ 2013/02/22 ] | プログレッシヴ系

NIGHTFALL/Lesbian Show

Lesbian Show
Lesbian Show
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Nightfall
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一部のマニアに絶賛されているHOLYレーベル所属だった
ギリシアのゴシックメタルバンドの4枚目。
販売元か発売元かどっちか忘れたがまだバンダイだったころの
マーキー/アヴァロンレーベルより日本盤も出ていた。

デスVoが中心でこのバンドもPARADISE LOSTの影響が色濃く出ているような感じ。
ただ、あまりゴシック的な美しさは感じません。
今改めて聴いてみるとギターはかなりヘヴィだ。
かなりヘヴィなギターに比較的ノリの良いテンポで怪しいキーボードをバックに入れつつ
とにかくひたすら叫びまくり、時折流麗なギターソロが入るみたいな。
なんかほとんどの曲がテンポもメロディも似通っているので
面白みに欠けてしまい、もういいやってかんじ。

#9のようにチェロ(ヴァイオリン?)やらピアノが入るような
いかにもゴシック的な曲がもっとあれば印象は違ったと思うが
それをやってしまうと今度はバンドとしての個性が無くなってしまうか?
最後の曲はアメリカのロック・バンドのカヴァーらしいです。



01. Lesbian Show
02. Aenaon
03. Dead Woman, Adieu
04. The Secret Admirer
05. My Own Troy
06. The Fleshmaker
07. Death Star
08. Cold Bloody Killer
09. Lashed Augusth Reign
10. Mean Machine" (The Cramps cover) (bonus track)







[ 2013/02/21 ] | ゴシックメタル

ETERNAL TEARS OF SORROW/Saivon Lapsi

サイヴォン・ラプシ
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フィンランドのメロデスバンドの7枚目。
日本盤も近いうちに発売が決定されているとか。

前作はパッとしない内容でつまらんかったという記憶しかなく、
今作はどうなるか不安だったが…。

美しいシンセのインストの#1に続き、
その流れに沿った感じで美しいシンセはそのままに
ゴシカル風味のピアノや神秘的なシンセを効果的に配したメロデスサウンドが展開される。
だいたいサビでは専任のノーマルVoが登場するというのはちょっとワンパターン感もある。
おまけに#7はデスVoが出てこなかったりもする。
相変わらずデスVoは説得力はないけど、まぁそれはお約束といったところで…。

ただ、曲によっては最近のモダンなメロデスにすり寄ったさうんどをやり
(まさにMORS PRINCIPIUM ESTそのものじゃないか…)
正直このバンドまでそれをやる必要があるのかと思ったり。
それよりも今一つ突き抜けるものがないこのアルバムの
メロディの質を向上させるべきだったのではないかと。

内容的には前々作に比べると残念ながら劣るが、
少なくとも前作よりはマシだといったところだろうか?
#9のような曲がもっと欲しかった。



01.Saivo
02.Dark Alliance
03.Legion of Beast
04.Kuura
05.Dance of December
06.The Day
07.Sound of Silence
08.Beneath the Frozen Leaves
09.Swan Saivo
10.Blood Stained Sea
11.Angelheart, Ravenheart (Act III: Saivon Lapsi)
12.New Dawn
13.Another One Falls Asleep

[ 2013/02/19 ] | メロディックデスメタル

NEGLECTED FIELDS/Splenetic

SPLENETIC
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NEGLECTED FIELDS
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ラトビア共和国のプログレッシヴなメロデスバンドの3枚目。

強引なまでのリズムチェンジを繰り返し、結構難解な展開を見せ、
演奏陣によるテクニカルな部分をアピールしている。
また、シンセによる味付けが加わると
どことなくフランスのMISANTHROPEにも感じる?
そこに吐き捨て型のデスVoが乗っかるという感じ。

教会オルガンやピアノやにとどまらず、
曲によってはプログレッシヴロックにあるようなオルガンを導入する部分もあったり、
結構シンフォニックな部分は大きいんだけど
Immortal Misanthropeの頃のMISANTHROPE程メロディックではないし大した事はない。
どちらかというとこのバンドはテクニカルさを売りにしているようで、
それはそれでいいのかもしれないけど。
つーかシンセを無理やり入れました的で今一つかみ合っていないのも確か。
焦点がぼやけてしまっているというのだろうか?


1.Intro
2.The Spectator
3.Teufelswerk
4.Ov Snake
5.The Cosm, The Vacuum, The Wave
6.Splenetic/Confusion
7.For Those Beneath Me
8.Triplicity
9.Khert Neter
10.Solar (Demo Version)
11.Presentiment (Demo Version)
12.The Human Abstract (Demo Version)

[ 2013/02/18 ] | プログレッシヴ系

STRATOVARIUS/Nemesis

ネメシス~リミテッド・エディション(初回限定盤:ボーナス・トラック3曲追加)
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フィンランドの様式美メタルバンド。
新ギタリスト加入しての3作目となる。通算14作目。
なんでもそのギタリストが今作はプロデュースとミックスをやっているとか。

#1はトルキいたころの後期にみられた
ポップ感のあるアップテンポな曲なんだが。
それ以降ももちろんメロスピ的な疾走部分は極力抑えられ、
アップテンポどまりが多い上、
そしてどことなくダークな部分が強調されていて、
全体的にヘヴィ…と言うか力強さが加わっている。
ただ音質があまり良くない、トルキの音で慣れているとちょっとアレ的な。

だからと言ってキャッチーなメロディは今作も不変で
核の部分は決して変わってはいない
サビではお決まりのコーラスが爆発ているし
(#5のサビのFantasyからのコーラスのくだりはライブでも盛り上がりそうだ)。
今までは数曲しか正直好きになれなかったサウンドだが、
結構印象に残るトラックが多く、
今作はだいぶ良くなったという感じだろうか?

イェンスのエレクトロ的や近代的なシンセが入っていてちょっと驚かされる。
というか今作はイェンスのKey結構仕事をしており、
ファンの人にとってはうれしいところじゃないかと。

正直、今作も大した作品でなかったと思ってタカをくくっていたが
いい意味で裏切られたといった感じだろうか?


1. Abandon
2. Unbreakable
3. Stand My Ground
4. Halcyon Days
5. Fantasy
6. Out Of The Fog
7. Castles In The Air
8. Dragons
9. Kill It With Fire(日本盤ボーナス・トラック)
10. One Must Fall
11. If The Story Is Over
12. Nemesis

[ 2013/02/16 ] | フィンランド

RAINGOLD/Universe

MIDNIGHT SUNにも参加していたスウェーデンのベーシストのソロ。
てっきりメタル界の方かと思っていたら
THE FLOWER KINGSやAGENTS OF MERCにも参加しており
プログレ界の方でも有名なようだ。
というか調べるとどうやら後にTHE FLOWER KINGSに加入したそうな。
自分は最初同一人物だとは思えなかったけど。

まぁそれは本当にどうでもよくて、
このアルバム、VoはGeran Edmanを迎えている。



続きはこちらから




[ 2013/02/10 ] | スウェーデン

BEARDFISH/Mammoth

Mammoth
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スウェーデンのプログレバンドで6枚目らしい。
2012年には新作が出ているそうな。
このアルバムはマンモスのジャケットが特徴。
オルガンやメロトロンの入った
ヴィンテージ風味のロックテイストの強いサウンド。
また、ムーディたっぷりのサックスも入ってくる。
Voは時にはがなるような部分もある
結構ぶっきらぼう的な歌唱法で好き嫌いが分かれそうだが。
まぁ、そういうVoだからこそなのか曲によってはプログレというよりも
よりロックンロール色が強く感じたり。

#1こそはかなりヘヴィな音像なのだが、
全編がそういう曲かというとそうではなく安心させられる。

忙しいKeyワークをはじめとして
静と動を緩急を巧みに使い、めまぐるしく変わり、
中盤から後半ではアップテンポになり、Voを始め、曲自体が激しくなり、
人間の感情が爆発したような場面があったりする大曲の#2は
このアルバムのハイライトだろうか?

ギターやVoではなく、サックスをメインで色々な表情を描くような曲もあれば、
クラシカルなピアノのインスト曲はこのバンドサウンドに対比するかのようで、
また非常にいいアクセントになっている。
美しいが、何か得体の知れないほどの物悲しさを感じる。

まぁこの手のサウンドを色々と書くのには
大した知識を持ち合わせていないのであまり上手くかけないが、
そういう人間が聴いた感想としては
決してとっつきにくいアルバムではなかったということで。
リズム面での難解さもなく、メロディも比較的いいので結構気に入った。


1. The Platform
2. And The Stone Said: If I Could Speak
3. Tightrope
4. Green Waves
5. Outside / Inside
6. Akakabotu
7. Without Saying Anything (feat. Ventriloquist)

[ 2013/02/07 ] | 北欧

EVENOIRE/Vitriol

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イタリアの女性Vo擁するゴシックメタルバンド。
ネットでの評判はかなり高くジャケットも好みだったので聴いてみた。

思ったよりもヘヴィなギターにオーケストレーションも登場するような派手なシンセに
時にはデスVoも入るダークでミステリアスなメロディに
このソプラノと普通声を巧みに操る女性Voによるフルートや
ヴァイオリンといった楽器による
フォークトラッド的なメロディを融合して
プログレ的にひねくれてみました的なサウンド。
モダンプログレ的なシンフォニックゴシックメタルといった感じだろうか?

まぁ、どっちかというとダークな部分の方が強めで
(#7なんてのは思い切りフォークトラッドサウンドなんだけど)、
プログレ的な展開も同時に強く、変則拍子やリズムチェンジは頻繁に登場するし、
牧歌的だったり、キャッチーなメロディというものは登場せず、
完成度は高いものの、個人的には期待の割にはあまり満足できなかった。

#4はTHE GATHERINGのNighttime BirdsかMandylionにあるような
それとはっきり分かるようなフレーズが登場するのはご愛嬌か?
#10と#11は日本盤のみのボーナス。


1. Vitriol
2. Days Of The Blackbird
3. Misleading Paradise
4. Forever Gone
5. The Prayer
6. Girl By The Lake
7. Minstrel Of Dolomites
8. Alchimia
9. Wise King
10. I Will Stay
11. Mirror Lies






[ 2013/02/05 ] | ゴシックメタル

GRADA/Endeavour

Endeavour
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アイルランドとニュージーランド人がいるという
フォーク・トラッド系のバンド。

フルート、アコギにフィドルやパーカッションや
民族楽器によるそれらしいメロディが
#1から展開される。何とも軽快なサウンドで心地がいいのだが
フィドルやフルートがメインのような曲だとなんかフォークメタルのそれ的な音で
これで思いギターやドラムとかが入ったら
もう完全にそっちのサウンドが完成してしまうんじゃないかと思ったり
(実際このバンドにはそれはないけど)。

アップテンポな曲もあるけど、スローなテンポではしんみりとしたメロディに
女性Voが優しく歌い上げると言った感じでそれもまたいい感じ。
単なる能天気なトラッド/フォークメロディとは違い、
そこそこの叙情メロディがちりばめられていて、
キャッチーで耳に残りやすいというのは高ポイントが高い。
聴いているうちにうっとりしてしまいますな。
こないだ感想を書いた同じようなサウンドをやっている
OLD CELTIC & NORDIC BALLADSよりも
遥かにこっちの方が魅力のあるメロディが多く、気にいった。


01. Cathain
02. Pint Of Reference
03. Biodegrádable
04. Swallow
05. Anto's Gambit
06. Diamantina Drover
07. Madam I'm A Darling
08. Out In Otaki
09. Once Loved A Boy
10. Snow Leopard
11. Mini Minor
12. Endeavour
[ 2013/02/04 ] | フォーク/トラッド | CM(0)

RISE OF OPHIUCHUS/Pantheon:Legacy of the Ancient

ポルトガルの女性Vo擁するシンフォニックデスメタルらしい。
ブルータルデスメタルにあるようなタイプのデスVoをメインとし、
けだるい感じ(というかあまり上手くないかも)の女性Voが入るだけでなく、
語り系の男性声も時折入ったりする…。
女性VoとデスVoとの落差がスゴイ。

#2はゴシックメタルらしいサウンドだったのだが、
それ以降は、スピーディーな部分が以外と多く結構アグレッシヴな印象だ。
時には不穏、時には美しかったりするメロディを奏でる
派手なシンセやピアノにチェロ等がバックで入ったり、
色々なバンドが既にやられている事をなぞっているという事で
特に個性という点はないし、ホラーちっくな部分の方が結構あり
残念ながら今一つメロディが耳に残らない。まだまだチープ感がある。
デスVoの比率が結構高く、女性Voの比率を挙げた方がよかったなぁ。
曲の前にSEが入るトラックが多く、何かのコンセプトアルバムなのかね?

#6の最初はなぜかパンキッシュに疾走して謎。



01. Intro: Pantheon
02. ...Of Throne, Bolt and Might...
03. I Am the Wrath Of the Seas
04. Keeper Of The Gates
05. A Crown Of Serpents
06. Hekatombaion
07. Hammer Of The World Below
08. Interlude - Lava of Tartarus - Dreams Dissolved
09. The Breath Of One Thousand Serpents
10. Asterion, Labirinto dos Tormentos

[ 2013/02/03 ] | メロディックデスメタル
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プロフィール

死神の弥三

Author:死神の弥三
主に激し目の音楽の聴いた感想(アテにしないでください、火傷しますw)を書いています。ここではそれだけです。





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