THEATER OF AUTUMN

メタルを中心に音楽感想と時代劇感想 リンクフリーです

ANATHEMA/Alternative 4

Alternative 4 (Dig)
Alternative 4 (Dig)
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Anathema
Peaceville UK (2004-05-11)
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イギリスのゴシックメタルバンドの4枚目。
最新作はもうメタルというものは完全にないシンフォニックロックになってしまったが、
このアルバムはまだメタル的な要素はそこそこあると言った感じ。
寂しげなメロディのイントロから始まる。もちろん前作の延長線上のサウンド。
要所にピアノとかヴァイオリンとかも入っていて、非常に美しい世界観を演出。
暗さというよりは寂しさ重視のメロディが多く、
ダイレクトに激情的というよりは、しんみりとした泣きが強いサウンドという感じ。
曲によっては泣きメロよりも怪しい部分もあったりする。
それなりに情感を込めた歌い方なんだけど、説得力に欠けるというのか、
このVoの歌い方は個人的には好きになれないなぁ。




1. Shroud of False
2. Fragile Dreams
3. Empty
4. Lost Control
5. Re-Connect
6. Inner Silence
7. Alternative 4
8. Regret
9. Feel
10. Destiny








[ 2012/12/31 ] | ゴシックメタル

犬神サーカス団+吉幾三/平成デモクラシー

スケ番ロック(初回)(DVD付)
犬神サーカス団
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最初タイトル見たら
本当に吉幾三とコラボしたのかと思って聴いたのだが。

それにしては吉が愛の手しか登場していないし
(間奏の所で吉メインの場面があるのだが)、
どうやらそうではなく、誰かが上手くくっつけたようなんだが、
それにしては非常によく出来ている。

他にも日本を問わず世界的にも有名なアーティストの曲に
この吉幾三を登場させたミックスのバージョンがあるのだが、
ギャグでやったとしても、どの曲もレヴェルが非常に高く、
個人的にはこれが一番完成度が高いと思った
(俺ら東京さ行ぐだのラップ部分を入れなかったのは正解)。

その上、この曲の場合、原曲がさらにヴァージョンアップして
カッコよく聴こえるのも気のせいではないと思う。


犬神サーカス団+吉幾三/平成デモクラシー

[ 2012/12/31 ] | J-ROCK/J-POP

FEAR OF ETERNITY/Spirit of Sorrow

Spirit of Sorrow
Spirit of Sorrow
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Fear Of Eternity
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イタリアの一人アンビエント的なブラックメタルの現地点での最新作。
前作からジャケットがカラーになり、
何か気持ちの変化があったのでしょうか?
しかもこれだけ見るとどこかのプログレロックバンドっぽかったり。

音質が良くなったというのか
ギターが後ろに引っ込んでおりノイジーではなくなっております。
相変わらず、ファーストトラックから
シンセによる美しく耽美的なメロディには一点の曇りはなし。

テンポも決してファストチューンやアップテンポにはならず
ミドルテンポ主体でシンセワークのそれも相まってゴシックメタル的な印象も。
シンセも初期に比べると音のせいか不思議とチープ感が薄れているような?
そのおかげでメロディに説得力があるのも事実だ。
相変わらず癖の強いVoもEvilさが以前よりも弱くなっている気もする。

聴いててなぜだか非常に気持ちが安らぐ。
おまけに#1の途中ではいきなり明るい目のメロディも登場して驚かされる。
暗黒度の高い禍々しさの強いメロよりも
わかりやすい泣きメロディに重点を置いているのも
泣きメロファンにとってはうれしいところだ。

こういうサウンドはマニアないしコアなブラックメタルファンだけに留まらず、
メロデスファンや泣きメロ好きな人とかもっと広く認知されてもいいと思う。


1. Staring At The Dark
2. A Torrent In My Veins
3. Atrocious Pain
4. Silence’s Fortification
5. Spirit Of Sorrow
6. Sad Dreams
7. That Rainy Day
8. Tormented Heart

[ 2012/12/29 ] | シンフォニック/メロディックブラックメタル

FEAR OF ETERNITY/Toward The Castle

Toward the Castle
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Fear Of Eternity
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イタリアのブラックメタル。1stらしい。
白黒&建物ジャケットが個人的にはストライクなんだけど。

インストの#1から続く音はどうせいきなりブラスト疾走の暴虐的なものと
想像すると思い切り肩透かしを食らう。
やたら鳴きメロのシンセを前面に出したひたすらミドルテンポのサウンドで
そこにがなり系の非常にEvilなスクリームVoが入るというサウンドだった。
曲によってはノイジーなギターは入るものの全体的には音は決して悪くない。

なんか外に向かっての怒りというよりは内省的なイメージを感じる。
Keyにチープな感は否めないが、それでもそれなりに品があって美しさもあるメロディに
何ともいえない気持ちにさせられる。
曲数の割にはラスト以外は短いし、あっさりと聴き流せられる。

ラストは気味が悪いアンビエント的インスト。
単調のシンセが何度も唐突に入ってくる度にびっくりさせられる。

大仰しさはないがシンセ入りブラック好きの人や泣きメロファンは必聴かもよ。


1. Departure
2. Flying Over The Mountains
3. Fear Of Eternity
4. Toward The Castle
5. Melancholy Rain
6. Crying
7. The Valley Of Sadness
8. Illusion Of Purity



[ 2012/12/28 ] | シンフォニック/メロディックブラックメタル

DEATHSPELL OMEGA/Drought

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ブラックメタル史上名作Si Monumentum Requires, Circumspiceを作り上げた
フランスのブラックメタルバンドの新作ミニ。

そのSi Monumentum Requires, Circumspice以降自分はこのバンドを聴いていないので
正直どうなったのかわからなかったが(かなりプログレ方面に行ったとか)、
ここで聴かれるのはもはやブラックメタルとは全く違う音。
最初こそはカオス的なゆらゆらとするような不穏なサウンドから一転して
自分はよく知らんのだけどブラストもするようなハードコアとでもいうのか…、
かといってゴア・グラインドのようなものともまた違う、
いわゆるカオティック・ハードコアという音に変貌している。
もはやブラックメタルのそれとは全く違う。勢い勝負な感は否めない…。

それなりに彼らの邪悪とか憎悪とか負の部分はそんな暴力的なサウンドの中にも
不穏なフレーズを挟むことによって
彼らの根っこの部分は決してぶれることなく変わってはいないと認識できるのだが…。
どうしても印象に残るのはその変貌した
カオティック・ハードコアたるサウンドというのは残念だ。

複雑なドラムさばきが結構凄いなぁと思ったりもした。
あと、音質に関してはもう完璧にいい。



01. Salowe Vision
02. Fiery Serpents
03. Scorpions & Drought
04. Sand
05. Abrasive Swirling Murk
06. The Crackled Book of Life

[ 2012/12/26 ] | ハード/カオスティック/グラインドコア

OSCULUM INFAME/Dor-Nu-Fauglith

フランスのブラックメタル。
ジャケット見ただけでなぜだかフランス産というのはピンときた。
結構この手のジャケットはツボなんだけど。

プリミティヴブラックメタルという表記のある所もあるが
それは決して外れでもない。

とりあえずシンセが結構入っており、
シンフォニックブラックメタル的な趣もあるサウンドといった感じ。
演奏は上手いのか下手なのか良くわからない。
ブラスト疾走する場面もあれば
いかにもプリミティヴブラックと思わせるようなチープな部分があったりと
まぁいろいろ…。
7分台9分台の曲が何曲もあるのも特徴。
9分台の大曲はミドルテンポを主体としてリズムチェンジ繰り返すようなパターン。

アコギやシンセを多用したメロディックな部分を強調したパートがある反面、
ブルータルな部分が強調されている所もあったり、
先にも書いたような安っぽい演奏に狂ったようにわめきまくったりするパートや、
アコギやパーカッションが登場するようなインストがあったり、
曲によってはなぜか明るいメロディが登場したりと
(そういうのは結構面白かったりもするが…)
なんか今一つわけわからん。

その上、なんか現在入手不能らしいという話も。
中古CD屋で見かけたら興味のあるか方は是非どうぞ。


01. A Prelude To Dor-Nu-Fauglith
02. Under The Sign Of The Beast
03. Vampiric Warmaster (Part II)
04. Dark Wickedness
05. When Iron Has Been Blended With Blood
06. The Nine Ghosts Of The Ring Of Power
07. Kein Entkommen
08. Whisper Of The Witch
09. Among Mist And Shadows...

[ 2012/12/24 ] | プリミティヴブラックメタル

ETHS/III

III - Limited Version
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フランスのエクストリームロックヘヴィバンドで3枚目。
ハァハァなジャケットとは裏腹ないきなりデスVoで始まり
驚かされる。
もちろん退廃的かつコケティッシュな部分もある女性Voも出てくるのだが…。

デスVoを含め、ヘヴィなギターによる
非常に攻撃的なサウンドでが全体を占めており、
やっている事はメタルコアに近いものがあるんだろうけど、
まぁあそこまで疾走はしない、というかワンパターンではない。
ミドルテンポによる妙なグルーブ感があったりするのが特徴か?
音楽性はなんというか、いかにもトレンド狙いというのか若気の至りいうのか
そのあたりのものなんだろう。

一応この女性Voはフツーに歌うパートによる歌メロはあるんだが、
あまりその攻撃的なサウンドと相対するメロウな部分のコントラストが
今一つはっきりしない(つまり歌メロやメロディが弱いという事でもある)故、
耳に残らないというのはあまりにも悲惨と言うべきだろう。
クラシック音楽を上手く入れたりするパートがあるもののなんのこっちゃ的な
狂気だのなんだのというのも自分にはピンとこなかったし。
正直ウチのとってこのサウンドはかったるいだけだった。
#10は無駄に引っ張るし、マドンナのカヴァー#11はさっぱり┐( ̄ヘ ̄)┌。



1. Voragine
2. Harmaguedon
3. Adonai
4. Gravis Venter
5. Inanis Venter
6. Sidus
7. Proserpina
8. Hercolubus
9. Praedator
10. Anatemnein
11. Music




[ 2012/12/23 ] | エクストリームロック/メタル

SECRET SPHERE/Portrait of a Dying Heart

ポートレイト・オブ・ア・ダイイング・ハート
シークレット・スフィア
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イタリアのメロパワバンド。
初期のころはエピック系の楽曲をやり
中期の頃はプログレ的な方面に行き(確かそんな感じ)
久々にこのバンドを聴く。もうすでに7枚目か。
VoはVISION DIVINEにいたというミケーレ・ルッピというシンガーに交代している。
このシンガーを知らなかったのだが、
確かに非常に安定した歌唱力で安心だ。高音も力強さもあって
非常に安定している。
サウンドもかなりメロパワ要素が強くなっている。

#1はこの手のサウンドのいわばお約束のインストなんだが
SE的な要素というよりは1つの曲となっていて結構ひねくれている。
#2は音楽性も同郷のLABYRINTH的な部分もあるような
一応疾走曲(疾走一辺倒にしない部分もあるのがこのバンドの特徴か?)。
まぁそれなりに楽しめるが、それ以降の曲も、
アップテンポの曲あったり疾走曲もあったりパワーバラードあったりと
それなりにヴァラエティに富んでいる内容。
あまりひねくれた展開をしなかったのも好印象。

素晴らしいVoの歌メロを始め、演奏陣も含めて
すべてがパワーアップしており、過去の作品よりも垢ぬけているし、
中期の頃の低迷ぶりを払拭するような内容であることは確か。
クサいメロディがもうちっとあってもよかった気もしないでもないが
これはこれでいいのだろうね?
ボーナストラックの#11に過去のリメイクだが、
Vo含め今の連中での作品なのでこれも当然ながらパワーアップしている。
どうせなら1stと2ndはこの体制でリメイクしてもらいたいものだ。


01. Portrait Of A Dying Heart
02. X
03. Wish & Steadiness
04. Union
05. The Fall
06. Healing
07. Lie To Me
08. Secrets Fear
09. The Rising Love
10. Eternity
11. Legend




[ 2012/12/14 ] | イタリア

NACHTGESCHREI/Ardeo

Ardeo
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ドイツのフォークメタルバンドらしい。
バグパイプやアコーディオン等の民族楽器はもちろん
(サウンドにおまけのように付け足したようなものではなく、メインで活躍している)、
どこか牧歌的な雰囲気を醸し出しているサウンドで、
あまりアグレッシヴなタイプではない事もあり非常に耳に優しい音ですな。

ドイツ語で歌うVoは弱い上に、
音が狂っているというか音が外れまくりで説得力に欠け、
曲のクオリティを下げているのは残念。

それなりにテンポのある曲はなかなか美味しいけど、
Voの弱さもあってかミドルテンポの聴かせる曲は今一つな感じなのは残念。
もう少しアップテンポの曲が多い方が印象は変わっていたと思う。



01.An Mein Ende
02.Kein Reiner Ort
03.Herzschlag
04.Herbst
05.Ad Astra
06.Ardeo
07.Ich Hör' Nichts Mehr
08.So Weit Wie Nötig
09.Lichtschimmer
10.Hinter Deinen Augen
11.Der Reisende

[ 2012/12/10 ] | フォーク・トラッドメタル

THERION/Le Fleurs Du Mal

Les Fleurs Du Mal
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スウェーデンのシンフォニックオペラメタルバンドの2012リリース作品。

ヘヴィなギターによるダークな世界観に
本物のオーケストレーションをバックに入れて、
オペラティックなVo(もちろんメタルシンガーも入っている)が乗っかるというスタイル。
で、昨今はある種のマンネリ化をしていて少々飽き飽きしていて
このアルバムも期待なぞしていなかったのだが、

#1から驚かされてしまった。
それは邦題は「夢見るシャンソン人形」という超有名な曲のカヴァーだから。
それをヘヴィなギターをつけてソプラノVoが歌うというもの。

というかそれ以降もヘヴィなギターは入るものの、
何かいつもの作品とは違う。
シリアスさを感じない、ポップでキャッチーなメロディの連続で
よく調べたら、どうやら新作ではなく、
シャンソンとかポップスの(それは本国だけなのか否なのかは小生は不明)カヴァーらしい。
なるほどなと思った。

ポップなものはもちろん、ダークで時にはドゥーミーなものもあったり
それなりにシアトリカルなゴシックな曲だったり、
昭和のムード歌謡的にしっとりとさせる部分もあったり(自分だけ?)、
ゴシック的な部分に男性合唱隊によるコーラスなんかは厳かな印象を受けたりと
純粋な新作ではないもののなかなかヴァラエティにとんだアルバムになった。
THERIONらしい、クラシカルなアレンジに彩られたメロディに耳を惹きつけられた。
ただ、メタルシンガーは避けた方がよかったような気もする
(メロスピっぽいアレンジになった#12はこれでいいのかもしれんけど)。

ネオクラシカルなギターが印象的なポップな#5とか
#6のラストなんて中島みゆきの「世情」を彷彿とさせる部分があって
(要はかなり似ているという事だ)
金八第2シリーズを知っている人間としてはその部分が浮かんできてなごむ(笑)。

ボートラの前にまたシャンソン人形をもってくるあたりは
(今度は男性Voが加わっている)
クリストフェル・ユンソンはこの曲が相当好きなんだろうな。

何でもこのアルバムを調べた際に
本国では評判が悪いとかいう話も出てきたけど
自分的にはこのカヴァーは最近のオリジナルよりもずっといいような気がするんだが?



01.Poupée De Cire, Poupée De Son
02. Une Fleur Dans Le Coeur
03. Initials B.B.
04. Mon Amour, Mon Ami
05. Polichinelle
06. La Maritza
07. Soeur Angelique
08. Dis-Moi Poupée
09. Lilith
10. En Alabama
11. Wahala Manitou
12. Je N'ai Besoin Que De Tendresse
13. La Licorne D'or
14. J'ai Le Mal De Toi
15. Poupée De Cire, Poupée De Son
16. Les Sucettes

[ 2012/12/09 ] | スウェーデン
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プロフィール

死神の弥三

Author:死神の弥三
主に激し目の音楽の聴いた感想(アテにしないでください、火傷しますw)を書いています。ここではそれだけです。





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