2012年10月

        

Shining/VI / Klagopsalmer

category - デプレッシヴブラックメタル
2012/ 10/ 30
                 
VI / Klagopsalmer
VI / Klagopsalmer
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Shining
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スウェーデンのブラックメタル。
一部ではデプレッシヴブラックメタルとも言われているとか?
このジャケット(Evilさ満載のジャケットと2種類ある?)
が非常に聴く意欲をそそるのだが…。

出来てきた音は、デプレッシヴブラックといわれる
あの救いようがない絶望感に襲われる程の強烈な泣きのメロディ…ではなく、
ひたすらロックンロール的な音が強い…という感じで自分正直この手のサウンドは苦手。

リズムに関してもブラスト一辺倒の疾走しまくりのブルータルブラックというわけでもなく
(あれも正直好きになれない)、ブラストありの疾走はもちろん
スローミドルになったりと緩急を色々とつけてはいる。
音質は非常によく、Voもしっかり聴きとれる。わめき一辺倒のいかにも私病んでます的な
そういうものでもないな、こりゃ。ただ、誰かを恨んでいるような感じというのは
当たっていなくもない。

女性Voをバックに入れて気味の悪さを倍増させたりするのは巧いし、
Keyやアコギを入れクリーンVoで歌い上げ、静の部分を取り入れたり
なんとなーくそういうところがOPETHっぽかったりする
また、時折流麗で非常にメロディアスなギターが入ったりもする。
ドラマティックな部分もちょっとはあったりもする。

#4はSEIGMENのカヴァーなんだがそもそも原曲も知らん自分には
何のこっちゃかよくわからないが
クリーンVoで歌い上げる部分は非常に悲しみや悲壮感を感じたり…。

完成度は高いし、楽しめる人には楽しめる作品であることは間違いない。
が、自分としてはあまり受け入れられるサウンドではなかった。


1. Vilseledda Barnasjalars Hemvist
2. Plagoande O'Helga Plagoande
3. Fullstandigt Javla Dod Inuti
4. Ohm Sommar Med Siv (Seigmen Cover)
5. Krossade Drommar Och Brutna Loften
6. Total Utfrysning






                         
                                  
        

GALNERYUS/Angel Of Salvation

category - 日本 アジア 辺境
2012/ 10/ 22
                 
ANGEL OF SALVATION
ANGEL OF SALVATION
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GALNERYUS
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日本が誇るメロパワバンドの8枚目で最新作。
前作が中盤からなんかいまいちつまらなかったので
今作もあまり期待はしていない。
#1はお約束的な壮大なインストで前作がどうとか関係なく
否が応でも期待をさせられる。

その次はこれもお約束と言ってもいいGALNERYUS節炸裂の
メロスピで今作も特に音楽性に目立った変化もなくファンは安心だろう。
ただ、前作、前々作ほどこのトラックに高揚感を得られないのは確か。

それ以降も何か似たような歌メロや曲展開の使い回しというのか
なんかそういうのが気になってしまった。
疾走&アップテンポの多い曲が並んでいるのは嬉しいのだが…。
なんかかゆい所に手が届いていないという感じで、
結構ネットでも賛否両論を呼んでいるのもうなずける。

それでも#5~#7あたりはそれなりのメロディが登場するし
このアルバムのハイライトの大曲#9は
他のトラックとはネオクラ色の濃い若干ニュアンスの違うメロディで
(最後が無駄に長いのはマイナスだが)このあたりは結構気に入っており
正直#1の次に持ってくる曲は#2ではなく、#6の方がよかったのではないかと?

小野正利のクリアーで突き抜けるようなハイトーンは聴いてて爽快だし
(ただしこの方の場合かどうかは不明だが英語詞よりも日本語の歌詞の方が
説得力があるのも事実)、
ギターとKeyのソロバトルは言うまでもなく(何気にベースも凄い)
メンバーの演奏力は相変わらず非常に高いんだけどね。
まぁ中盤から途端につまらなくなった前作よりかは個人的にはよかったと思う。



1. Reach To The Sky
2. The Promised Flag
3. Temptation Through The Night
4. Lonely As A Stranger
5. Stand Up For The Right
6. Hunting For Your Dream
7. Lament
8. Infinity
9. Angel Of Salvation
10. Longing

                         
                                  
        

THY MAJESTIE/ShiHuangDi

category - イタリア
2012/ 10/ 20
                 
ShiHuangDi
ShiHuangDi
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THY MAJESTIE
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イタリアのエピックメタル(のはず)の新作。
2枚目以降聴いていないので
最近の彼らはよく知らない(ごめん)。

この手によくあるオーケストレーションを使った壮大なインストから始まり、
オーケストレーションやクワイアを多用した
シンフォニックメタルを今作もやられているが
以前のようなクサメロ連発のサウンドではなく、
それなりにキャッチーなメロディも登場するものの
なんかシリアスにそしてダークっぽくて今一つ耳に残らない。
初期の彼らのサウンドしか知らない人にとっては
ちょっとキツイかもしれない。

ちょいヴァイキングメタルちっくなメロディもあったりするが
特筆する部分はなし。
以前にもあったプログレ的な部分も若干あるが、
特に必要なんか?と思ったり。

Keyやギターのソロはなかなか派手にやってくれるものの
大して耳に残らないというのは非常に残念だったりもする。

とにかくメロディのつまらなさだけが印象的だったというのは
あまりにも残念と言うしかないだろう。



1. Zhongguo
2. Seven Reigns
3. Harbinger Of New Dawn
4. Siblings Of Tian
5. Walls Of The Emperor
6. Under The Same Sky
7. Farewell
8. Huanghun
9. Ephemeral
10. End Of The Days (feat. Fabio Lione)
11. Requiem
12. What I've Done (LINKIN PARK Cover)

                         
                                  
        

BAD HABIT/Atmosphere

category - メロディアスハードロック
2012/ 10/ 19
                 
アトモスフィア
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スウェーデンのメロディアスハードバンドの6枚目。
ずしりと重いギターに
時にはCRASH THE SYSTEM的だったり、
またゴシック的な美しさもあるKeyに
結構張り上げて歌い上げるVoに
サビでは暖かいコーラスが乗っかり、力強さを感じるサウンドだ。

初めて聴いたのだが決してアップテンポではなく、
ミドルテンポの楽曲が並ぶモノの、
キャッチーかつ日本人の琴線に触れる叙情的なメロディが並び、
なかなか聴き応えがあったので驚いた。
1曲1曲が比較的短いのも好印象だ。
ただ、どの曲も同じテンポなので
アップテンポの曲を混ぜるなど何らかの工夫は
しても良かったんじゃないかなぁと。

メロディにTREATに
似ているフレーズがあったりもするがそれはご愛嬌という事で。



01 In The Heat Of The Night
02 Words Are Not Enough
03 Every Time You Cry
04 I Wanna Be The One
05 I’ll Die For You
06 Angel Of Mine
07 Fantasy
08 We Are One
09 Only Time Will Tell
10 Break The Silence
11 Save Me
12 Catch Me When I Fall
13 Without You



                         
                                  
        

GARDENIAN/Soulburner

category - メロディックデスメタル
2012/ 10/ 15
                 
Soulburner
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Gardenian
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スウェーデン産のメロデスバンド。
1stの輸入盤が結構話題になり、
この2ndではビクターより日本盤が出ていた(はず)。

スウェーデンはイエテポリ産らしく、
その頃イエテポリと言うといかにも~なメロデスなわけで
このバンドも例外ではなく、その系統だ。

#1こそはスラッシーな部分が強くかなりアグレッシヴな印象を受けるものの
(デスVoもこの手にしてはかなり説得力のある方だ)、
それ以降は、ブルータルさはもちろんだが同時にメロディにも気を配り、
曲によっては女性VoやクリーンVoを効果的に使ったりする。
このクリーンVo(元ARTCHのエリック・ホーク)は
いろいろな所で登場しては良いアクセントになっている。

ストレートに疾走する曲はほとんどなく
アップテンポどまりかミドルテンポとかだが、
なかなか印象的な曲があって
(明らかに捨て曲的なものがあり落差が大きいのが残念だ)、
当時は結構話題になったのもうなずける。
#6だけはこのクリーンVoのみで
非常に格好いいメロパワなサウンドに変貌し
(ある種の爽快感さえ感じる)結構面白い試みだ。
今でも#2、#3、#6などは気にいっている。
その3曲だけは聴いても損は全くない。




01.As a True King
02.Powertool
03.Deserted
04.Soulburner
05.If Tomorrow's Gone
06.Small Electric Space
07.Chaos in Flesh
08.Ecstasy of Life
09.Tell the World I'm Sorry
10.Loss
11.Black Days

                         
                                  
        

CATHARSIS/Светлый альбом(Svetly Albom)

category - ロシア/東欧
2012/ 10/ 14
                 
CATHARSIS/Светлый альбом



ロシアのシンフォニックメタルの2010年作。
いつの間にか出ていたみたいで知らんかった。
以前は本当にクサメタル好きの人にしか認知されていなかったこのバンド。
一応ネオクラシカルなサウンドでもあったらしいが…。

前々作、前作と聴いていたが、
いい線はいっているのだが、今一つ感を感じるバンドだったが、
ニューウェーヴ的なインストの#1の次の
#2を聞いた瞬間かなり攻撃的なサウンドになっているのにビックリした。
ヘヴィさも上手く取り入れた感もある。


続きはこちらから


                         
                                  
        

STRATOVARIUS/Visions

category - フィンランド
2012/ 10/ 06
                 
ヴィジョンズ(紙ジャケット仕様)
ストラトヴァリウス
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中心人物がいなくなって2枚のアルバムを出している
(そんなことはどうでもいいってか)
フィンランドの様式美メタルバンドの6枚目らしいわ。

前作はドラムとキーボード奏者を変えたものの、
楽曲は疾走曲以外ピンと来なくて、今一つの印象だったので
今作も心配されたが。

イェンスによるいかにもなイントロから始まる#1は
前作のFather Time程のインパクトはないものの
このバンドのベストともいえるような出来でつかみは非常にいい。
ただ、Videoになった#2はあまり…。
その後も奇数曲はキャッチーなメロディを乗せた疾走曲
(#3の展開はたまらんね)でなかなかいいんだが、
#6までの偶数曲はミドル&スローで正直面白みがないんだな。
疾走とスローミドルの交互に並べる曲順は賛否をよく呼ぶんだが…。
とはいっても前作ほどつまらないわけでもないけどね、
もちっと惹きつけるメロディがあれば尚可みたいな?

相変わらずコティペルトの高音は聴いている方が結構つらくなるんだが
まぁ、メロディが悪くないのでそれほど気にはならないだろう。
前作はあまり活躍の場がなかったイェンスは
今作は結構活躍しております。

#7はこれまたストラト節炸裂のインストで
それに続いてポップ感の#8とこの辺りは非常にいい感じだ。

大曲の#10は途中でスローになったりもするが
疾走の割合が高いのでさらりと聴き流せるのではないだろうか。

総評としてストラト(トルキ脱退後も含め)の中では
一番の充実した内容かもしれない。
ただ、前作の#1のFather Time程のキラーチューンはなく、
何度か聴いていくうちに飽きてしまうのが残念な所だろうか?
ただ、今作は前作に比べると平均がとれていると捉えた方がいいかもしれない。


01. Black Diamond
02. The Kiss Of Judas
03. Forever Free
04. Before The Winter
05. Legions
06. The Abyss Of Your Eyes
07. Holy Light
08. Paradise
09. Coming Home
10. Visions (Southern Cross)
11. Black Diamond (Demo Version)
12. Uncertainty (Live Version)

                         
                                  
        

GAIA EPICUS/Satrap

category - ノルウェー・デンマーク
2012/ 10/ 03
                 
Satrap
Satrap
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Gaia Epicus
Epicus (2009-06-29)
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ノルウェーのKey入りのメロスピバンド。
曲が始まった瞬間どこそこのバンドのパクリのようなサウンドが展開される。
(#1なんてタイトルからしてドイツのこの手のサウンドの元祖のタイトルだろうな)
まぁパクリ云々は置いといて、
エピック感もあるようなそしてそれなりにクサいメロディが
そこかしこに展開される上、疾走するのだからたまらない…はずなんだが…。

このバンドをなぜ個人的に評価をしない(できない)のかというと
このVoがそのパクリをしていると思われるバンドのゴッドよりも醜くて
曲によっては聴いていられないくらい酷いのだわ。
このVoのせいで曲のクオリティを思い切り下げていると言っても過言ではない。
メロディも含めて曲の完成度が高いだけに(捨て曲もほとんどないくらいの出来なんよ)、
この説得力のないVoが足を思い切り引っ張っているのはものすごくいただけない。

特に長い曲になるとかったるくなってくる。それは非常に残念でならない。
このVoはどうやらギターも兼任しているそうなので
どうせなら専任のVoを入れたりした方がいいのに
そんなこともせず次のアルバムも専任Voを入れずに作りやがったので
全く興味を示すことは無かった。



1. Keepers Of Time
2. Heavens Gate
3. Fire & Ice 
4. Inside The Storm 
5. Die for your King 
6. Star Wars 
7. Innovation
8. Cyber Future
9. Freedom Calls 
10. Heavy Metal Heart 
11. Watch The sky