2012年04月

        

DRAGONFORCE/The Power Within

category - その他南欧
2012/ 04/ 22
                 
ザ・パワー・ウィズイン
ドラゴンフォース
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イギリスを拠点に活動している多国籍音速メロスピバンド。
相変わらずジャケットはいただけない(笑)。
前作と前々作は正直長い上に聴いていると疲れるだけしか
印象に残らないという残念な結果でしかなかったが、
VoのZP Theartが脱退してようやく新しいシンガーが見つかり、
んでもって新作をりりーすという運びにこぎつけられた。
新シンガーはやはり、ハイトーンを駆使したVoで
やや野暮ったい部分があるものの
前任者とはそれほど大差がなく安心して聴けるレヴェル。

今作は前作までのように無駄に長かった曲が
全曲とまではいかないが(#7は今までどおり長い…)
かなりコンパクトになっり、これは正解だろう。
相変わらずただ速いだけのギターソロが長いのには閉口してしまうが
それでも前作までよりも聴いていてダレルことなく聴きとおせるのでは。
また、2枚目以降、ただ速いだけで長くてメロディに魅力がないという残念な結果を
今作はかなり克服しているようにも思えた。
確かに以前にもあったメロディが出てくるのけどまぁそれはご愛嬌ということで…。

#1から相変わらずドラフォ節ともいえるような
キャッチーなメロディとブラストを絡めた疾走曲を展開するし、
#3のように今作もミドルテンポの曲があったりする
(途中で疾走はせず曲もそれほど長くない)し、
#6はGAMMMA的なアップテンポでこれはちょっと意表を突かれた。
アルバムトータルとしてリズム面だけでなく、メロディの面にしても、
ただの疾走メタルからは着実に変化をしているのが分かりますな。
前作でガッカリした人も今作は買っても満足すると思われ。
ちなみにTwitterで今作が欲しいとつぶやいていた水樹たまさんは
無事買って満足されたことでしょう…。




1. Holding On
2. Fallen World
3. Cry Thunder
4. Give Me The Night
5. Wings Of Liberty
6. Seasons
7. Heart Of The Storm
8. Die By The Sword
9. Last Man Stands
10. Seasons (acoustic version)
11. Power Of The Ninja Sword

                         
                                  
        

NAGLFAR/Teras

category - シンフォニック/メロディックブラックメタル
2012/ 04/ 20
                 
テラス
テラス
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スウェーデンのメロディックブラックメタルバンドの新作。
多くのバンドがメジャーになると変わるロゴもこのバンドは全く不変。
その辺は好感が持てる。

ジャケットは相変わらず禍々しさ満載だ。このバンドらしいね?
このバンドはKeyをあまり頼らないで、
あくまでもギターによる禍々しいメロディが特徴のバンド。
かなりブルータルなサウンドなので個人的にはあまり好きじゃないのだが。

禍々しいメロディによるスローテンポの#1から始まり、
いきなりブラストの応酬の#2になだれ込むわけだが、
もうこの手のブラックメタルサウンドはお約束といった感じか?

相変わらず、疾走曲はブラストを中心とした
激しいブルータルブラックメタルサウンドが展開されている。
ただ、今作は疾走はするがどちらかというとミドルテンポの楽曲が多く
(疾走曲にもミドルテンポになったりして一辺倒ではない)、
禍々しくもドラマティックな世界観を上手く演出をしようとしているが
このバンドは叙情性とか泣きメロというものはあまり無いし、
個人的には今一つピンとこないなぁ…。
ひたすらミドルテンポな#4のような曲をやられると正直かったるい。
#9も8分強でやっぱりかったるい…。

ブラスト疾走をしつつもメロディアスなギターが入り込んだんだりもする
疾走曲は文句のつけようがなくカッコいいし、
2本のギターによるトレモロリフが絡むの#7は結構面白かった。



1. TERAS
2. PALE HORSE
3. III:DIMENSION PHANTASMA
4. THE MONOLITH
5. AN EXTENSION OF HIS ARM AND WIL
6. BRING OUT YOUR DEAD
7. COME PERDITION
8. INVOC(H)ATE
9. THE DYING FLAME OF EXISTENCE
10. TIRED BONES
11. AS LONG AS THEY FEAR

                         
                                  
        

MYON/Ghost in Paradise

category - メロディアスハードロック
2012/ 04/ 17
                 
Ghost in Paradise
Ghost in Paradise
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Myon
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フィンランドのメロディアスハードロック寄りのメタルバンド。
2枚目で日本盤も出ている(まぁメジャーなレコード会社じゃないが)。
古典的なハードロックテイストをふんだんに取り入れて
煌びやかかつレトロなオルガンっぽい音も出すKeyと
やや高音に弱さがあるものの、
のびやかなハイトーンを伴ったマイルドなVoが乗っかるサウンド。
メロディに関してはなんか説明するのが非常に難しい。
哀愁があるかというとなくもないが激しい泣きとかはない。

実はMP3.comがあった時に#6だけは知っていて、
この曲はフォーキー的な趣もあるようななかなかいい曲なんだが
これ以外にもいい曲があるかもしれないと、
贅沢すぎる欲求が走って購入したが
結論からすると、#6以上の曲は皆無だった。
ミドルテンポの曲は面白くなく、正直かったるい。

それなりに完成度は高いもののいかんせん自分の嗜好からは外れていた。
#11は日本盤のボーナス。




1 .Dead Of The Dawn
2 .Tournament
3 .The Quest
4 .In Me
5 .Heart Of The Hollywood
6 .Follow The Sign
7 .Nostradamus
8 .Mary Celeste
9 .Avenue
10.Ancient Rites
11.Steel Flower

                         
                                  
        

IN MOURNING/The Weight of Oceans

category - プログレッシヴ系
2012/ 04/ 14
                 
The Weight of Oceans
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In Mourning
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スウェーデンのプログレ色の強いメロデスバンド。
気持ちの悪いジャケットからして
もうこのバンドの音楽性を表しているみたいな。
とても一筋縄ではいかないみたいなね。

のっけから9分台の大曲。
分厚いKeyの音色から始まり徐々に色々な楽器が入ってきて
盛り上げていくさまが素晴らしい。ラストのギターソロなんかは
鳥肌がたつほどの泣きのメロディが圧巻。

Voは抱擁をメインとしながらも
ときどきわめいたり、絶叫したり、あるときはノーマルで歌い上げたりと表情豊か。
ギターはソロはあることはあるけど派手さは無く、
むしろむせび泣くようなメロディを終始奏でており、非常に説得力がある。
Keyに頼らずメランコリックなメロディを終始奏でるスタイルは
インテリメロデスバンドINSOMNIUMにも似ているかもしれない。

基本はそのINSOMNIUMをもっとブルータルにしたようなサウンドで、
ブラストも入るような適度にスピーディーな部分もあったりもするが
ミドルテンポによるメランコリックなサウンドがメイン。
とはいっても、上記のように確かに#3や#8なんかは、
変則拍子も入るようなかなりひねくれた展開をみせてくる。
まぁ、こういうサウンドをあまり前面に出さなかったのは正解かもしれない。

ただラストはひたすらスロードゥーミーなサウンドでなぜ?的な印象なんだが。
せっかくいい感じの泣きのメロディ満載なサウンドだっただけに
なんかいただけない感が残ってしまったのは残念でならない。


01. Colossus
02. A Vow To Conquer The Ocean
03. From A Tidal Sleep
04. Celestial Tear
05. Convergence
06. Sirens
07. Isle Of Solace
08. The Drowning Sun
09. Voyage Of A Wavering Mind

                         
                                  
        

OPERA IX/Strix-Maledicte in Aeternum

category - シンフォニック/メロディックブラックメタル
2012/ 04/ 13
                 
Strix-Maledicte in Aeternum
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Opera Ix
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イタリアのシンフォニックブラックメタルバンド。
Evilなジャケットが特徴だが、
音楽もやはりそのジャケットにそぐわない
禍々しい音楽をやられている。

不気味さを感じさせるギターフレーズやら
ミステリアスなKeyといったものが随所に出てきて
ブラストしまくりのブラックメタルというよりは
(もちろんリズムチェンジをして
ブラスト疾走はするものの)ミドルテンポ主体の
禍々しくてホラーとかミステリアスとか
そういう雰囲気もののブラックメタル
そんな感じだろう?

時折派手なオーケストレーションが入ってきて
壮大な世界観を演出しており、
一種のシアトリカルな部分もあったりする。

良くできたアルバムだとは思うが
個人的にはこの手のサウンドが苦手で
好きにはなれんのですよ。ミドルテンポが多いというのも辛い。
どこかに叙情的な部分とか泣きの部分があればいいんだけどね。
あと、音質もあまりよろしくない。
禍々しくドラマテックな展開の音楽が好きな人は是非どうぞ。


1. Strix the Prologue (Intro)
2. 1313 (Eradicate The False Idols)
3. Dead Tree Ballad
4. Vox In Rama (part 1)
5. Vox In Rama (part 2)
6. Mandragora
7. Eyes in the Weel
8. Earth and Fire
9. Ecate -The Ritual (intro)
10. Ecate
11. Nemus Tempora Maleficarum
12. Historia Nocturna

                         
                                  
        

FOLLOWBANE/Ceremonia

category - メロディックデスメタル
2012/ 04/ 09
                 
Ceremonia
Ceremonia
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Followbane
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日本の2人組のメロデスユニット?。5枚目。
京都のバンドで確か活動歴は長かったはず。
鳥居をジャケットに持ってくるあたりはさすが日本というべきか?
このバンドもクサいメロディをかます事で有名だったが
小生は一度も聴いた事が無く、今作が初めて聴く事になる。
マスタリングはEttore Rigotti(DISARMONIA MUNDI)が担当している。

日本のメロデスバンド、
元SERPENTのメンバーによるVEILED IN SCARLETのデビュー作が
クサいメロディ満載で非常に良い出来だったのだが、
このバンドも負けず劣らいものの、
どちらかというとこのバンドは
初期のチルボトに近い音楽性といった感じ。

ネオクラ的かつクサいギターフレーズに
キラキラも時にはする壮大で派手すぎるまでのシンセワークに
わめきVoがそこに乗っかるスタイル。
美しさと暴虐が共存している点はVEILED IN SCARLETと変わらないか。

ドラムは打ち込みというのはマイナス要因ではあるが
メロディがそのマイナス要因を打ち消していると思う。
自主製作盤というのは残念だが、決してクオリティは低くない。

最近のメロデスはアメリカナイズされたモダンなものが多いが
VEILED IN SCARLETにしろこのバンドにしろ
我々が求めていたオールドスクールなメロデスをやられているので
日本のバンドというのに拒絶反応のない方は
ぜひ聴いてもらいたいところだろう…。



1. Alarm of Death
2. Clouded Crystal
3. Qestion from Cradle
4. Dance My Anger
5. FB. Op.54-{Sins}led{Bane}
6. Bring Down The Spirit
7. Even The Dead Cry
8. Lake of Rigret
9. The Invisibility Past
10. Greeker:Early

                         
                                  
        

HEIDEVOLK/Batavi

category - フォーク・トラッドメタル
2012/ 04/ 06
                 
Batavi
Batavi
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Heidevolk
Napalm (2012-03-01)
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オランダのフォーク/ヴァイキングメタルバンド。
母国語による歌詞です。Voは2人いるらしいがその意味は?
フォークメタル系だがよくあるような
アコーディオン、フルート、フィドル、ホイッスル他
民族楽器が頻繁に登場するようなものではなく
(ちょこっとは出るけどさ)
アトモスフェリーなKeyによるシンフォニックな装飾もない、
あくまでもギターによるメロディがメイン。
派手さがなく、武骨な漢のイメージが強く、
叙情的なメロディは
この手のサウンドにしては比較的ある方だが、
民族メロ満載のフォークメタルからすると弱いだろう。

のっけからミドルテンポの横ノリのサウンドに
2人のクリーンかつマイルドなVoをともなっておしてくるが
決してそれ一辺倒ではなく#1は途中でアップテンポになるし
#2はのっけから疾走する。
また曲によってはブラストも使い、ブラックメタル的な一面もあったりして
かなりブルータルな部分もある。
または昨今のTRYのようなメロパワな部分もあったりして
以外と聴きどころがある。

もちろんデスVoも登場するが
主に2人のクリーンかつマイルドなVoの出番が多く、
それがまた何とも言えない雰囲気を醸し出してる。
ただ、マイルドではあるが無表情なのが面白みに欠けるかな?
戦場に出かける勇ましい男たちを物語るようなイメージにぴったりだ。
#4にはヴァイキングメタルにあるような掛け声も登場する。

ギターのメロによるこの手のサウンドは
ミドルテンポ主体だとよほど面白いメロディがないと
ただの地味なサウンドで聴く人を本当に選んでしまうので
この早いテンポにしたは正解だろう。


1. Een Nieuw Begin
2. De Toekomst Lonkt
3. Het Verbond Met Rome
4. Wapenbroeders
5. In Het Woud Gezworen
6. Veleda
7. Als De Dood Weer Naar Ons Lacht
8. Einde Der Zege
9. Vrijgevochten

                         
                                  
        

ILLUMINATE/AUGEN BLICKE

category - ニューウェーヴ/エレクトロニカ
2012/ 04/ 04
                 
ドイツのエレクトロゴシック4人組のユニットの8枚目らしい。
あるサイトで絶賛されていたのでとりあえず購入。
まず、メタルではない。そしてドラマーもいない。
男性Voはいかにも同郷のLACRIMOSAから影響を受けました的な歌い方。
時折女性Voが入るといった感じだろうか?
音楽性はそのLACRIMOSA世界観よりも遥かにコンパクトで
狭い感じ。
何枚も聴いたわけじゃないので何とも言えないけど
#1のインストから泣きメロやクサいメロディ炸裂で
その手のメロディが好きな人には食いつきそうだ。

ピアノやシンセがメインでドラムは打ち込み(のはず)。
#4のようにエレクトロ色が強くてダンサンブル的な曲もあり。
ギターは時折入る程度で聴きやすい。
ある種、ポップでキャッチーかもしれないが
このユニットをずいぶん前から知っている人は
どのアルバムもやっていることが同じだとか。

確かに#4とか#6とか
ガキなのかロリ系の声の女性なのか
それがメインVoの#11なんかは今でも時折聴くけど、
アルバム全体が似たような泣きのメロディも
適度に泣きのサウンドだし、飽きが早く来るのも確か。
だからなのか?輸入専門店では
¥1000以下のワゴンセールなんかで売られているというのは
非常に悲しい話である。

Videoは映像をわざと汚くした
(と思われえる)泣き泣きのピアノがバックに流れる
ある男の悲劇を描いたような物語で結構見ごたえがあった。


1. Intro: "Augenblick... Verweile Doch!"
2. Verzeih' Mir!
3. Sonnenkind
4. Meine Zeit
5. Am Ufer
6. Abschied
7. Ich Glaub' An Dich!
8. Ich Kenn' Die Welt Nicht Mehr
9. Augenblick
10. Outro: "Für Immer Fort"
11. Nach Dem Erwachen

Video Nach Dem Erwachen (Kurzfilm)
                         
                                  
        

RAGE/21

category - ドイツ
2012/ 04/ 02
                 
21 - Limited Edition
21 - Limited Edition
posted with amazlet at 13.10.10
RAGE
Nuclear Blast (2012-02-27)
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ドイツの重鎮。どうやら18作目らしく
21というタイトルはなんやねんって感じ。
レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンたるバンドもあるが
世の中はそっちの方が有名なのか?
残念ながらそっちの方じゃない。

一時期はクラシックを大胆に取り入れたゴシック的なアプローチもしたんだが
メンバーがPeavy以外変わってからはそうじゃなくなったぽい。

自分はThirteen以降ご無沙汰なので正直どうなったかはよくわからんのですが、
メンバーもVictor Smolski(は知っているのだが)とAndré Hilgersというドラマーの
3人体制となっている(Mike Terranaはいつの間にかいなくなっている)。

このアルバムはどっちかっていうと
先に出たようなゴシック的なアプローチは無く、
どことなくダークでアグレッシヴでありながらも
要所でキャッチーなメロディが登場する
(AメロBメロでの行き苦しさはウソのように
サビでは能天気なメロディとコーラスが展開されたり…)
そんなある種ガッツの感じるパワーメタルだろうか?
曲はひねくれた展開を出来るだけ避けてどちらかというとストレート。
シンフォニックさは影を潜めている。

アップテンポ、疾走曲が結構多いかな。
そないダレずに聴き流せる。
曲数が多いわけでもないしね。
まぁPeavyがデスVoを使ったりもするものの
音楽性が全く変わったわけでもなく、
RAGEのファンは安心して聴けるのでは?

Smolskiのギターソロはツボを得たソロを聴かせてくれるが
それだけでなく、曲作りに参加もしており、
Peavyがすべて曲を書いているのかと思ってた自分にとっては
以外だと思った。
再び3人体制になって以降の方が評価が高いのは
そういう理由かもしれない
(と言われつつ自分は聴いていなかったりするんだが…)?


1. House Wins
2. Twenty One
3. Forever Dead
4. Feel My Pain
5. Serial Killer
6. Psycho Terror
7. Destiny
8. Death Romantic
9. Black And White
10. Concrete Wall
11. Eternally