2010年07月

        

MEDUZA/Now And Forever(永遠―それは戦慄の調)

category - スウェーデン
2010/ 07/ 31
                 
永遠-それは戦慄の調
永遠-それは戦慄の調
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リチャード・アンダーセンのバンドTIME REQUIEMに在籍していた(現在は脱退もしくはクビw)
Apollo PapathanasioがVoとして参加しているバンドのデビューアルバム。
良くも悪くもYngwie Malmsteenの影響が非常に強い
というかTIME REQUIEMに改名前のMAJESTICと変わりない?
キーボードがギターに変わっただけという
バリバリのネオクラシカルサウンドのオンパレードです。
個性は特に見当たりません(笑)。
アポロは安定したVoをここでも披露してくれているので安心して聴ける。

だから特にどうという感想はありませんが、個人的にはパクリだろうが
モノマネだろうがネオクラ&クサメロは好きなジャンルなので
変な方向に行くよりも(実際次作では正統派に近いサウンドになってしまった)
全然OKでござります。疾走曲は特に好きなメロディの連続で思わずニヤついてしまう。
そして何よりも邦題がカッコイイね。


1. Shed No Tears
2. I Will Rise
3. Now and Forever
4. Sleep
5. Touch the Sky
6. Hounds of Hell
7. Twilight of My Mind
8. Holy Ground
9. Curse of Pharaoh
10. Land of Forgotten Dreams
11. Burn in Hell
12. Incarnation (Instrumental)




                         
                                  
        

LIV MOON/COVERS~Scream As A Woman

category - 日本 アジア 辺境
2010/ 07/ 30
                 
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LIV MOON
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日本の、シンフォニックメタルバンドのカヴァーアルバム。
1stは巷ではかなり評判にはなったが個人的にはイマサンだったわけだが、
特にカヴァー2曲は悪かった。
そのカヴァー曲集というわけだが、
まぁ1曲目に嵐が丘を持ってきたわけだが
これは、なかなか元曲に忠実にカヴァーしているわ。
そうなるとANGRAのスピードメタル版のこの曲はなんだったんだろうね、とつくづく思ってみたり…。
ファーストトラックでうっとりしていたら
#2でいきなりアグレッシヴな曲にびっくり。
まぁ#1がおとなしすぎただけなんだろうけどね。
まぁアグレッシヴといってもシンフォニックなアレンジも忘れていない。
そこがこのバンドの特徴だろうか?

岡本茜嬢のVoは素晴らしいことは素晴らしい。
ただ、高音になる時にフツーのソプラノVoなら気にならないんだが
ハイトーンになると妙に安っぽくなるのが前作でも気になったところ。
シンフォニックなアレンジが上品なだけに何だか下品に聴こえて仕方ない。

#3で何でブラストする必要があるのかわからんが
(途中で入るドラミングが凄い)まぁこれはこれで楽しめた。
ただ、無理をしてまで高い声を出す必要があるのかと
(まぁ売りが4オクターヴのなんたらだから仕方ないといったら仕方ないんだが…)。
#6はQUEENじゃなくってNIGHTWISHみたいだ…。
#7は演奏をオルガンだけにして彼女のソプラノVoを活かした曲になっている。

カヴァーの選曲がポップスからハードロック、そしてクラシックまでも網羅し、
それを上手く彼らなりに消化しているので良いと思う。曲数は少ないけどね。
普通個人的にカヴァー集というのは好きじゃない部類だが
結構気に入りました。




1. Wuthering Heights
2. Call Me
3. Child In Time
4. Like A Prayer
5. Gimme Gimme Gimme (A Man After Midnight)
6. The Show Must Go On
7. Lascia ch’io pianga

                         
                                  
        

ARS AMANDI/El Rincón De Los Deseos

category - フォーク・トラッドメタル
2010/ 07/ 29
                 
スペインの笛入りフォークメタルバンドの最新作。
今回は2010年の最新作。
いきなり明るすぎるメロディと笛の2重奏で始まります。
以前よりかなりメタリックな感じを受ける。それでもかなりポップな方だが。
そしてサウンドプロダクションもよくなった。
笛が入ることで聴く人によってはなーんとなく牧歌的かつ
思わず笑いがこぼれるようなサウンドだったが、
今回は笛が入ってもそういう悪い(のか?)イメージがなく、
ずいぶんカッコ良くなっているし、メロディの輪郭がはっきりしてきた。

持ち前の民族的なメロディを絡ませるスタイルは相変わらずだが、
肝心の笛の出番が減ったような気がしてちょっと残念かな?
相変わらずギターはいい仕事をしているね。
最初のころのアルバムとは格段に成長している。カッコよくなったわ。
まだ、コレといったメロディに乏しいのが残念だが(説得力が備わったのは大きな収穫だが)、
フォークメタルファンは是非一聴を。



01. Estaré aquí.
02. Deseos.
03. El monte ha caído.
04. 1º de la E.S.O.
05. Castellae.
06. Sin recuerdos.
07. Tiempo perdido.
08. Todo empieza aquí.
09. Paraíso fugaz.
10. La tierra se apaga.
11. Brindemos.

                         
                                  
        

ARS AMANDI/Autoctono

category - フォーク・トラッドメタル
2010/ 07/ 28
                 
ARS AMANDI0001


スペインの笛吹きフォークメタルバンド。
このバンドはどうも市場にあまり出回っていないらしく、
たまたまDisk Heavenに入った時に見つけて購入。
そこにはこのアルバムの宣伝に同郷のMAGO DE OZを引き合いに出していたが
そこまでレヴェルは高くないし、メタル度も高くない。
こっちの方がある意味ポップな感じもする。

Voが歌っている間は笛が鳴らないということは
どうやらVoがその笛を兼任しているみたいだ。
比較的のんびりした牧歌的な空気が流れている。
今一つメロディにコレというものがなく、
あまりリピートしたいという気持ちにならないのが残念だが。

比較的アップテンポな曲が多いのはありがたい。
前半こそ笛が曲を引っ張っていっているが
#5なんてIRON MAIDENばりにギターと笛のハモリがあって笑えた。#7はインスト。
中盤から後半は前半ほど笛の出番が少なくなっているような…。
どちらかというとロック的な印象が強くなっている。
そういうところに笛が入り込んでくるとなんか間が抜けたような感覚に陥るのが笑える。

まぁフォークメタルマニアの中のその一部程度の人しか受け入れられないが
(インパクトとしては飛びつく人は多いが…)、
やっぱりコレよ!というメロディがないのは非常に痛いところですな…。


01. Camino sin fin.
02. Tu ley.
03. La suerte está echada.
04. Ven hacia mi.
05. ¿A qué esperáis?
06. Testigo mudo.
07. Ars Amandi.
08. Lluvia ácida.
09. Su fiesta.
10. Desierto.
11. Abre la puerta niña.

                         
                                  
        

FLAMETAL/Heavy Mellow

category - Rock/Pops
2010/ 07/ 27
                 
アメリカのフラメンコメタルバンド
(この人の在籍しているバンド自体を知らないので何とも言えませんが)のギタリストのソロ。

フラメンコを基調としたサウンドに色々なバンドのカヴァー曲をやられております。
あくまでもメタルの曲をフラメンコの曲で演奏しているだけでメタルではないです。
フラメンコお約束のパーカッションと手拍子が曲を盛り上げます。
曲を聴いているとフラメンコ特有の情熱のようなものがこみ上げてきます(笑)。

元曲を知っているのは自分は#3と#7しかありませんが
どの曲も非常によく出来ています。
#1なんかはダークなフラメンコといった趣でなかなか面白い。
ギターソロも普通ならカットするところだがこの人はカットせず
フラメンコとマッチしたようにアレンジをして聴かせてくれます。
選曲がよいのもポイント高し。


1. Spill The Blood (Slayer)
2. In My Darkest Hour (Megadeth)
3. Aces High (Iron Maiden)
4. Gates Of Babylon (Rainbow)
5. I Am A Viking (Yngwie Malmsteen)
6. Sails Of Charon (Scorpions)
7. Tears Are Falling (Kiss)
8. Eyes Of A Stranger (Queensryche)
9. Welcome Home (King Diamond)
10. Bark At The Moon (Ozzy Osbourne)
11. Cursed (feat. Steve Stevens) BONUS TRACK

                         
                                  
        

TAYLOR SWIFT/Fearless

category - GIRLPOP/同人音楽
2010/ 07/ 26
                 
フィアレス-プラチナム・エディション(DVD付)
テイラー・スウィフト コルビー・キャレイ
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2009年の米ビルボード年間アルバムチャートで1位を記録しました、
グラミー賞においても8部門ノミネートという快挙を成し遂げた…らしいけど、
単なる(といっては失礼だが)ポップスだなぁ。
どこにでもありがちなもので特になにかガツンとくるようなものは無し。
カントリーミュージック的でもあり、非常に耳に優しいサウンドですわ。
どことなく湿り気があるとか暗いとか物悲しさとかがあれば違うんだが、
常に前向きなメロディで占められている。
決して悪かないんだけど、自分の好みの音楽性ではなかった。
NELSONのBecause They Canに感じが似ているがアレよりも好きではない。
正直かったるい印象しか残らないのが残念ですなぁ…。
悲しいかな世界の市場はこういう音楽が売れていて
自分の好きな激しい音楽(まぁ好き嫌いはかなり分かれるが…)はほとんど売れていないのが現状。
この音楽市場がもっと良くならないと困るんだがねぇ…。
#3や#6はまぁまぁいいかなぁ…。適度にリズムがある方が個人的は好きなんでね。
とりあえず女のコと付き合うときはメタルをとりあえずおいといて、
無理してでもこういう音楽を聴いていた方がいいのかもしれない(?)。


1. Fearless
2. Fifteen
3. Love Story
4. Hey Stephen
5. White Horse
6. You Belong With Me
7. Breathe
8. Tell Me Why
9. You're Not Sorry
10. The Way I Loved You
11. Forever & Always
12. The Best Day
13. Change

                         
                                  
        

CRASHDÏET/Generation Wild

category - メロディアスハードロック
2010/ 07/ 24
                 
ジェネレーション・ワイルド
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スウェーデン産のメロディアスハードロックバンド。
ジャケットやロゴからしてスラッシュ系かと思いましたが
非常に良質なメロハーです。

昔の良きLAメタルのにおいのするようなキャッチーなサウンドです。
80年代をにぎわしたサウンドが現代に降臨したかのようなものだろうか?
Voは交代したらしい。交代したからといってクオリティに関係することなく、
非常にフックのあるメロディをこれでもかっというくらいに満ち溢れている。
要所で派手なコーラスで曲を盛り上げてくれる。
時折入る込むギターソロも決してテクニカルなものではないものの非常にツボをついてきます。

ノリのいい曲もあれば哀愁に満ちた曲もあったりヴァラエティに富んでいる。
後半になるにつれて、LAメタル系の影響なのか
ヨーロッパ特有の「湿り気」「哀愁」みたいなものを感じないような曲が並ぶ。
そういう能天気な曲は個人的はごめんなのだが…。
もっと哀愁のある曲が多ければよかったのが…。


01 - Intro
02 - Armageddon
03 - So alive
04 - Generation wild
05 - Rebel
06 - Save her
07 - Down with the dust
08 - Native nature
09 - Chemical
10 - Bound to fall
11 - Beautiful pain
12 - One of a kind (bonus track)
13 - Fear control (bonus track)

                         
                                  
        

SABATON/Coat of Arms

category - スウェーデン
2010/ 07/ 23
                 
コート・オヴ・アームス
サバトン
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スウェーデンのメロパワバンドの新作。
ずいぶん前にこのバンドの音源を聴いた時も
非常に暑苦しさを感じたのだが、今作も全くと言っていいほど(いい意味で)変わっていない。

タイトルトラックでもある#1の始まりがEUROPE的なサウンドでビックリさせられるが
何のことはない。そういうサウンドはほんの始まりだけで
あとはいつもの暑苦しい(あくまでも褒め言葉です)までのメロパワが炸裂する。

正直クサいメロディと図太く、暑苦しいまでのVoがあれば
SABATONが完成してしまうのだ。
このバンドをあまりよく知らないのだが今作はいつになくシンフォニックなアレンジもされている。
まぁこのアルバムはコンセプトアルバムでもあるらしいし、
要所でオーケストレーション的なシンフォニックな味付けもあるし
派手なコーラスも登場したりするからな…。
このVoとシンフォニックなサウンドとコーラスが上手い具合に絡んでいるのも面白い。
ヴァイキングメタルにありがちな漢クサさとはまた違う意味でのクサさがこのバンドにはあり、
この漢クサさはMANOWARに通じるものもあるかもしれない。
マニアだけの存在だけでは終わらせたくないバンドであります。
なんと今作は(前作までは知らんが)日本盤も出るんでちょっとは知名度が上がるかもしれません。


1. Coat Of Arms
2. Midway
3. Uprising
4. Screaming Eagles
5. The Final Solution
6. Aces In Exile
7. Saboteurs
8. Wehrmacht
9. White Death
10. Metal Ripper
11. Coat Of Arms (Instrumental - Bonus Track)
12. Metal Ripper (Instrumental - Bonus Track)

                         
                                  
        

BLIND GUARDIAN/A Night At The Opera

category - ドイツ
2010/ 07/ 22
                 
ナイト・アット・ジ・オペラ
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ドイツのメロディックメタルバンド。
もうすぐ新作も発売されるというのだが
ある種問題作となったこのアルバムは前作同様、コンセプトアルバムとなっている。
前作は曲数がたくさんあってわけがわからんかった。
その上、シングルカットされた曲ともう1曲ぐらいしかいい曲がなかったという出来。

今作は、どこが1番でどこが2番かというものがわからないような(幼稚じみた説明でごめん)
ひねくれた展開はいつもの通りだが今作ではいつものブラがにある
ハンズィががなって疾走するようなスタイルを極力抑えられており、
まるでメタルオペラとでもいうのだろうか…というものに変化している。
もちろん結構速い曲なんだけど今までの彼らと比較するとやはり違う。

派手なクワイアもいつも以上に登場する。サビなんて大合唱の嵐ですよ。
ただ、ですね…肝心のメロディが弱いんですよ。弱いというかわかりにくくなってしまっている。
この変化はなかなか面白いと思うんですが、曲がつまらんとどうにもなりません。
クオリティの高さは認めるんですけどね。ドラムの手数が結構多いのも特徴。
1曲目からなんかイマサンなメロディでおいおいどうしたんだハンズィ(川平慈英風)。
個人的にはこの彼らの「変化」のさることながら
このメロディのつまらなさのほうが気になってしょうがなかった。

要所要所でブラガ節があるのだが(そう、根底にあるのはBLIND GUARDIANそのものなのだ)、
よく聴いていないと聴き逃してしまうという残念さ。
メロディがとにかくクサい#7までが辛抱しなきゃいけない。つまり前半が全く面白くない。
そして#9がいままでの良きBLIND GUARDIANを思い起こさせてくれる。
で、このアルバムの一番のハイライトである#10は肝心の大曲なのだが
とにかくひねくれまくった展開をしているが、これは「凶」ではなくむしろ「吉」と出たと思う。
メロディが何よりいいのでついつい聴き入ってしまう。非常にオペラティックかつ
ドラマティックな展開を聴かせる。これがだるい曲じゃなくてよかった。

結果的にはこのアルバムは決していいとは思えないが前作よりはマシかもしれない程度。
このアルバムを最後にドラムが脱退して次のアルバムが発売されるのだが
次のアルバムではまたいつものBLIND GUARDIANに戻るのだった。
このアルバムは彼らのあくまでも実験作だったのだろうか?


1. Precious Jerusalem
2. Battlefield
3. Under The Ice
4. Sadly Sings Destiny
5. Maiden And The Minstrel Knight
6. Wait For An Answer
7. Soul Forged
8. Age Of False Innocence
9. Punishment Divine
10. And Then There Was Silence
11. Harvest Of Sorrow

                         
                                  
        

GWYDION/Horn Triskelion

category - ペイガン/ヴァイキングメタル
2010/ 07/ 21
                 
Horn Triskelion
Horn Triskelion
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ポルトガルのヴァイキングメタルバンド。
ジャケットの吹雪とは無縁の(多分)国からの登場にビックリです。
クラシックなインストから始まり、
そのままクラシックをバックにデスVo(母国語?)で疾走します。
基本はデスVoだががなりVoを使う事もあります。
全体的にシンフォニックなサウンドをバックにしているせいか聴きやすいかもしれません。
やはり、ヴァイキングお決まりの漢臭いコーラスも忘れてはいません。
曲を盛りたてます。
#3はこの手のジャンルに欠かせないクサいメロディで疾走する。
ファンは悶絶ものだろう。
#4はミドルテンポで勇ましく突き進む。Voもがなり声も使ったり女性Voが登場したり。
時折リズムチェンジをするのもこのバンドの特徴かもしれない。
アコギやらアコーディオンやらバグパイプ、バンジョーなど
ヴァイキングメタルがよくやるようなことを
とりあえずは取り入れている。
曲によってはFINNTROLLぽかったりKORPIKLAANIもする。
恐らくこのあたりをリスペクトしているのだろう。

内容としてはクサいメロディがそこかしこにちりばめられており、民族楽器や漢クサいコーラスが入る、
ヴァイキングメタルファンはぜひ押さえておきたいアルバムであることは確かだが、
特にそのジャンルの中で特に個性のあるようなものがなく、
また、メロディは悪くないんだがこうガツンとくるものがなくなんか淡白であることも確かだ。



1. The Departure
2. Fara I Viking
3. From Hel to Asgard
4. Ofiússa (A Terra das Serpentes)
5. Mead of Poetry
6. Triskelion Horde is Nigh
7. Odhinn's Cult
8. At the Sumbel
9. Cold Tempered
10. The Terror of the Northern
11. Six Trials to Become a Beerzerker