THEATER OF AUTUMN

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座頭市物語 故郷に虹を見た

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市は冒頭で壮吉(藤田まこと)と出くわし
包丁さばきで振舞ったコイの活き造りに満足する。
壮吉は自分がふくべというところで働いている事を告げる。
そんなこんなで仲良くなった2人は近くの飲み屋で酒を交わすが
そこで飲み屋に来てた客らからふくべはロクな女がいないとか
ふくべの悪評を耳にする事になる。
さらに一般人のふりをしてその話に乗った男が
実はふくべを占める岩五郎(織本順吉)の一味で
冒頭で市を斬りつけにかかってきたヤクザの残党もいて
それをその場で片付けてやくざは市の存在にひれ伏せ
そのふくべに招待する。

しかし、そのふくべは壮吉の言っていた食堂でもなければ
ただの女郎屋になり下がり、
せっかく上手い飯を食えると思ったのに
あまりの下劣な店のサービスに市は御乱心。

また市を追って自分の店を遠くから覗きに来た壮吉は
青いはずの暖簾がオレンジ色になっていて絶望する。
さらには実家を覗けば仁平(浜村純)は病気の身、
殴りたくても殴れないほど酷い状態で
妹のお志津(真野響子)が看病する有様。


続きはこちらから



[ 2017/02/11 ] | 時代劇鑑賞

必殺仕舞人 藤木敬士演じる宗純が善人な 坊さんかんざし買うを見た

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全部を見ているわけではないが
今までは雪の降る寒い場所ばかり行脚していたが
今回は高知という突然四国なわけだが…。

で、仕舞人一座がはりまや橋を通り過ぎようかとした時に
怪しい坊さんがかんざしを3つ買うところを目撃。

実はこの坊さんこそが、今回の駆け込み寺の尼から
鶴富楼を切り盛りしているお倉が殺しの依頼を
坂東京山(京マチ子)に託したターゲットなわけだが…。
元々はお倉の娘のお光の婿養子だったのにもかかわらず
お光を捨て3人の逃げた女郎をかどわかしたのだそう。


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[ 2016/11/17 ] | 時代劇鑑賞

座頭市物語 植木等のコブ松との友情を描いた二人座頭市

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途中から観た。
というか最初から植木等のクレジットを
ウィキペディアで見ていなかった自分が悪いのだが
(植木のクレジットを確認してたらおそらく最初から観てたろう)。

植木の役は偽物の座頭市。正直よくこんな役を引き受けたなぁと。
いや、本当の名前は市松(仕置屋稼業に出てくる
沖雅也じゃないよ)で座頭と市松をくっつけただけで
本人は座頭市というものがどういうものか知らないらしい。
腕っ節も弱く、出来る事は市の顔マネをすることくらい
(しかし目が見えないのにどうしてそこだけはマネを出来るのか謎だが)
の単なる按摩師でしかない。
ただ、ヤクザ界からはこの名前を口にするだけで恐れられているそうで。
それだけで最初のうちはヤクザの親分・天神の升五郎(遠藤太津朗)までをも
その気にさせてしまう。



続きはこちらから


[ 2016/10/30 ] | 時代劇鑑賞

お梅(浅香光代)が山下の金をコソドロする非道にたてつく紅い刃

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新必殺仕置人を放送する予定が藤田まことのクレジット問題や
菅井きんさんの娘さんの縁談話などがあったために
急遽作られた、からくり人血風編(これが新必殺からくり人ではないのだそう)。

そもそもこの血風編はまだ一度も観ていないので
正直この第2話はストーリーを追うことに夢中で
話の詳細がよくわからないままに終わってしまったというのが感想。

続きはこちらより


[ 2016/01/23 ] | 時代劇鑑賞

THE 有頂天ホテルを思い出した鼠小僧に死化粧をどうぞ

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必殺からくり人とやらの再放送が2年数カ月ぶりに始まった。
このからくり人はいつもの必殺に見慣れているとちょっと違うというか…、
おなじみのナレーションの後からいきなり度肝を抜かされる
(いやそんなに大げさなことではないかもだが…)
夢屋時次郎(緒方拳)がいきなり現代のザギンの歩行者天国に現れ
アナウンサーにインタビューを受けるという…、

なんでももう少ししたら市中引き回しの刑に処される
鼠小僧次郎吉がやってくるのだという。
で、鼠小僧次郎吉(これは財津一郎?金井進二?)が登場した途端、
本編に突入するんだが、この話、脚本家の早坂暁か
それとも監督の蔵原惟繕に問題があるのか、
以前見た時同様に話が入ってこないというか。

肝心の鼠小僧次郎吉と死のう組(仕業人にあった死のう教ではない)の与吉を
牢獄ですり替えて鼠小僧次郎吉は命を免れよう…というのが本編の話。
だが、正直蔵原惟繕演出の助け人走るの解散大始末のように
1つの話に2つ以上のストーリーをぶち込んだがために
肝心の本編の輪郭がぼやけるという"やってはいけない"状態で

鼠小僧次郎吉の回想シーンだの
普段はラストにあるはずの殺しのシーンが突然始まったり
元締めの壷屋蘭兵衛(芦田伸介)がいきなり殺されて
対立する曇り一家の曇り(須賀不二男)の前で
元締襲名宣言をする仇吉(山田五十鈴)のシーンがあったり
とにかくコロコロ展開が変わり、
良いように例えるとプログレッシヴ、
悪く例えるとわけがわからない状態だろうか。

正直、これ観ていて三谷幸喜の「THE 有頂天ホテル」を
思い出さずにはいられなかったくらい、
次から次へとシーンが変わって話がなかなかつかめない。
おまけに鼠小僧と夢屋時次郎が絡む際は
なぜか陽気なジャズが流れるという…。

そいでもってエンディングは川谷拓三が歌う負犬の唄、
なんか前川清が歌っても何の遜色もない(というかいかにも前川メロディなんだが)
前川の方がはるかに上手いんだがこのからくり人の世界観…
というか川谷と前川だと背負っているものが違うんだろうなぁ…。



[ 2015/11/20 ] | 時代劇鑑賞

田村高廣と中谷一郎の扱いが違い過ぎるあんた、この替玉をどう思う

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必殺シリーズが200回記念を迎えたらしく
過去に出演していた主要俳優をカメオ(ほんの一瞬だけ)出演させるという
粋な計らいをしたこの話。

いろいろな場面でいろいろな格好をして
主要俳優が出てくることもあって
それはそれで見どころなんだがそっちの方が気になって
肝心の話の方がパットしない、という感じでまぁそんなもんか。

冒頭から道というよりは明らかに人向けた角度で水かけていて
案の定そこに通りかかって水をかぶったお艶(夏純子)に自分は悪くない
アンタが悪いというとんでもないおばさんの中村玉緒から始まり、
せんりつ&千勢がすれ違いざまに出てくる高貴な女性が草笛光子
(犬を連れていたことまでは今回も発見できず…)

沖雅也は話と何の脈略もなく突然シジミ売りとしてはいりこんでくるし
おでんやとして出てくる中谷一郎はまだよくて
同じ助け人走るで共演してた田村高廣は
ほっかむりして牢屋のごみ集め(屑拾いとも…)
のおっさんをやっているという…
この違いはなんやねんと突っ込みを入れたくもなるが
一番ひどいのは三島百合子で
牢屋で寝言で「なりませぬ」を言っていただけという…。

野川由美子は観逃したと思ったら、牢屋敷におしかけてきた
子だくさんの母親を演じていたらしく(あとでわかった)ちゃんと観ていた。

ちなみに大塚吾郎は必殺必中~の源ちゃんこと源五郎役は変わらず
(店主のいなくなった坊主蕎麦は継がなかったのか?)、
謎のアクションを何度もしている(あとでそのアクションの謎が解けるんだが)
赤井剣之介を口説こうも半兵衛同様相手にされず
「あの人も淡白だわ」というセリフ付き。

他緒方拳が仕掛人のころの藤枝梅安を思い出させるような針医者
最後に出てくる石坂浩二は仕置屋稼業で出てくる寺田農の絵師並みに
怪しい出で立ちの医者として登場していました。

残念なのは一シリーズ前の必殺仕置屋稼業のみに出演していた
俳優(といったら新克利だけなのか?いや小松政夫もか…)
が誰一人出演していなかったこと。
「もうイヤ、こんな生活!」って言うセリフが久々に聞きたかったのに…。



[ 2015/11/14 ] | 時代劇鑑賞

大滝秀治の弥蔵が不気味で存在感抜群なあんたこの宿命をどう思う

必殺仕業人 VOL.3 [DVD]
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3年前のテレ玉で放送されたこの回は実は観ていない。
最初に出てくるのはやいとや又右衛門(大出俊)でやいとや回。
しばらく裏稼業の仕事がないらしくイライラしているのだそう。

そんな中牢屋敷見廻りに格下げになった主水のいる
小伝馬の牢屋には伊平という男が
弥蔵の妾であるおとよ殺しの罪をかぶり自首をして入っているのだが
島送りになるときに伊平の息子・太吉がやってくる。
なんでも伊平には所帯を持つことになるおゆうがいるらしいのだが
行方不明になっているそうでおゆうがいないと
この太吉という子供は弥蔵(大滝秀治)に預けられるのだそう
ただ、この太吉、弥蔵おじさんには一向になつかないで
川原で会ったやいとやについてきて又右衛門も仕方なく太吉を引き取ることになる。
おゆうは弥蔵が自分のものにしたく監禁されているのであった。

そんな中牢獄では勘助(山本清)と牢名主に伊平が殺され、
その一部始終を出戻り銀次(鶴田忍)が目撃し、主水に密告する。
伊平の遺言と合わせておとよ殺しは弥蔵であり、伊平に罪をなすりつけただけでなく
その子分の勘助に殺すように命じたのである。

それがわかり、やいとやは剣之介と共にこの2人を殺しにかかる。
ちょうど女性(おとよ?)を殺して首つり自殺に見せかけるところを押しかけ
針を弥蔵に突き刺す一歩手前で弥蔵が自分の古くからの知り合いであることに気づき
この場は引き揚げるしかなかった。

弥蔵はやいとや(本名は政吉)が子供の頃、弥蔵を裏切った両親を殺し、
その場にいた政吉は殺さずに自分が引き取った上
(まぁやっていることは仕置屋稼業の市松と同じなんだが)
殺し屋として育て上げた育ての親だったのだ。

それがわかり、やいとやを政吉と呼び
執拗にやいとやにつきまと自分のグループ(同じ仕業人らしい)に勧誘をしたり、
それが上手くいかないとなれば仕業人のメンバーを教えろとしつこく迫る。
表情を出さずに不気味にやいとやに迫る大滝秀治がなんともいい味を出している。
この方は仕置屋と仕置屋稼業にも出ているが今回の仕業人が
一番インパクトがある(そして晩年と顔が全然変わっていないw)。

そして何よりも今回は非常にテンポが良く、
いつの間にか引き込まれて最後まで観てしまったという感じ。
見ごたえのある作品で、脚本が村尾昭というのは納得だが
驚いたのはこの作品、監督があの蔵原惟繕ということに驚いた。
まぁそういわれると突っ込みのある所はなくはないが
それは他の監督でもありえるような許容範囲の部分、
これは仕業人の中でも名作に入る内容だと思う。

ちなみに、この話から間借り人が千勢(岸じゅんこ)という女先生。
仕置屋稼業で言うところのおはつのような存在といった感じだが、
なんでもこの先生、趣味が穢れ本(要はエロ本)集めということが後に主水にばれる。
今でいうところの春画女子ということか…。




[ 2015/10/31 ] | 時代劇鑑賞

おこう(中村玉緒)が突然中村家に乗り込む 一筆啓上崩壊が見えた

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主水シリーズで評判のいいひとつがこの仕置屋稼業なんだけど
最終回はよりによって蔵原惟繕が監督なので嫌な予感がしたんだが
まぁ脚本は村尾昭なのでそこまで酷い内容にはならない
(だからといって國弘威雄とか下飯坂菊馬らが酷いというわけではない)
とは思ったが案の定悪くはない作品に仕上がっている。
特に最後の市松を捨三と主水によるチームプレイにより
上手く逃がす場面やその後江戸から逃げた
市松のシーンは何度も観たくなるような感動的なシーンでもある。

ただ、この話序盤でなぜかおこうがCM開けに突然中村家に
髪結いに押し掛けてくるシーンは?だし
(別にりつが髪結屋に再び来てもよかったのでは?)、
おこうが佐兵衛一味に囚われたアジトをなぜ市松が知っている
(知っているのは印玄か捨三だったような…?)のか
さらにおこうを救出する際に印玄が徳太郎を巻き沿いにして屋根から落ちるときに
のたれ死ぬ上、"見事な最期だった"の市松の言葉で片付けられたのはどうも…。
あとどうでもいいんだが、市松のアジト付近で佐兵衛一味に市松に絡んでいる際の
佐兵衛の仲間の伊蔵(沼田曜一)が妙にカマっぽい。


で、市松は主水らのおかげで江戸を離れ仕置屋稼業は終わる。
ただこの市松、伝七捕物帳の裏通りの鼠たちという話、
沖雅也が狐の芳造という
町人を悩ませる悪ガキグループ(そこになぜか亀田大毅がいる…)、
今でいうところのストリートチルドレンがいて
そいつらをまとめるリーダー的な存在を演じるのだが、
これがどう見ても(竹串を使わない)市松にしか見えないという。
おそらく伝七のスタッフに仕置屋稼業の市松が好きな人がいて
その市松を思い切り意識したと思うんだけど、
放映された当時、市松ロスになった人にとっては
涙もののうれしい話だったのかなぁと思ったり…。



[ 2015/10/15 ] | 時代劇鑑賞

主水行きつけの食堂にせんりつが乗り込む 一筆啓上狂言が見えた

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浜田屋が莫大な借金を背負って自殺した。
その浜田屋の娘おりんを三原屋宗右衛門が引き取ることになる。
父親が自殺して精神をおかしくしたおりんはを装って髪結いのおこうに
三原屋宗右衛門(稲葉義男)を殺す依頼をする。
このおりんは決して精神異常者になったわけではなく
あえて装うことで自分を引き取った三原屋と
浅吉(蟹江敬三)に札差株のありかを
わからないようにしていたのである。

今回子分の浅吉演じる蟹江敬三はめっちゃくちゃ悪で
晩年の頃のドラマの刑事役や
育毛剤かなにかのCMだけしか知らない人にとっては
これを見るとある種ショックを受けるかもしれない。
そんな浅吉が目明しの亀吉に「親分」と言っているシーンがあるのだが
それは亀吉役の小松政夫が「小松の親分」
というギャグをやっているからなんだろうなぁと思ったり。

また、三原屋宗右衛門を演じている稲葉義男という方、
いっつも悪役なので
(個人的のイメージで言うのであれば悪代官が川合伸旺なら、
お前も悪よのぉと言われる越後屋は稲葉義男だ)
たま~に悪役でもない時を見ると驚いてしまうんだが、
なんでも七人の侍(その七人のうちの一人)に出てた人というのには驚かされた。


メインの話はともかくとして
今回も主水はいつものようにおはつ目当てに
懲りもなく定食屋にやってくる。
おはつは主水の服の裾が破けていることに気づき
わざわざ縫ってくれるという。
そんな裁縫をしてもらっている間に
事もあろうかせんりつが外にいる事に気づいて
黙って出ようかとしたところりつに見つかる。

一応おはつには結婚をしていないということにしていたのに
嫁と姑がいる事がバレたくないのでせんりつの2人にはおはつを
おはつにもせんりつを名うてのスリ師だと教え込みむという…。

もっともりつは助け人走るで女スリ師を演じていたわけだが…。
気まずい雰囲気が流れる中一番美味いものをきんさんは要求し、
よっぽど美味しかったのか2人の食べているシーンは倍速(笑)。

毎回のように印玄(新克利)が「もういやこんな生活」と口癖のようにいうので
気になってしまい、当時流行語になったのかと調べたら
なんと亀吉を演じている小松政夫のギャグの一つだったということに
これまた驚かされたのであった。






[ 2015/10/03 ] | 時代劇鑑賞

遠藤太津朗のトメテタスケテが秀逸な 一筆啓上過去が見えた

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このシリーズ唯一の印玄(新克利)回。
自分の好きな俳優の遠藤太津朗が出ること、
そして必殺必中仕事屋稼業の傑作、一発勝負の時の
三隅×村尾の最強コンビだから
中身が悪いわけがない
(ちなみにこの村尾昭という脚本家は工藤栄一とのコンビによる
逆転勝負も傑作)という期待もあった。

一筆啓上魔性が見えたが動の部分が極端に少なく
市松とおるいのからみばかりで正直かったるかった
(その分…なのか市松の殺しが
今まで以上にハードに描かれているのが特徴だが)
ので尚更期待が高まるわけだが。

ちなみにこの一筆啓上過去が見えたは三隅監督の遺作とも言われてもいる。


なんでもこの印玄は人相書きが廻って女郎から逃げられる始末。
そんな印玄を始末してほしいとおよねという遊女がおこう(中村玉緒)に依頼する。
その流れから前半は印玄の幼少期や殺し屋の原点とも言うべき事が描かれていて
印玄を捨てた母親と愛人との間に生まれた子供がこの依頼人のおよね。
印玄は自分(と父親)を捨ててオトコに狂った母親と
その愛人を我慢に耐えかね屋根から突き落としていた。

後半は冒頭に出てきた梅乃屋の悪事の続き、
なんでもこの梅乃屋は使えなくなった(死んだ)女郎は
むしろに巻いて無縁寺に放り出さすというあくどさ。

で、この梅乃屋ではおふくという病持ちの女郎を梅乃屋の
主人・伝兵衛(遠藤太津朗)と清吉(松山照夫)は
年季明けの前に他の女郎屋に売り飛ばそうという話をする。
そのおふくをおよねが助けようとするも清吉に殺されてしまう。
他の殺された女郎と同様におよねも裸に藁を巻きつけ
無縁寺に放り出されるのだがその途中で
印玄がおよねの死体を泣きながら買取り埋葬する。

で、およねの書き置きにより梅乃屋の2人を始末する。
普段は市松か主水が悪者の親玉を始末する役で
印玄はどちらかというと小物を始末する役割だが
今回は珍しく印玄が悪役の親玉を始末する。

市松は橋の所で群衆に紛れて花火を見ていた清吉を
首筋に竹串をついて仕留め、
主水は屋根に上がって花火を見ている野次馬の整理で仕置きなし。

花火を人よりもいい場所で見ながら弁当をのんきに食べている
(この表情がまたいい)伝兵衛を屋根にいた印玄が強引に引っ張り上げて
屋根から突き落とすわけだが
遠藤太津朗のトメテタスケテが
コミカルながらもどことなく哀愁に満ちていていい。

ちなみに屋根から突き落とされた遠藤サンは
今シリーズ時々流れる"変なおじさん"の曲みたいなのが再び流れる
仕事人旋風編ではなぜか梅津栄枠(要はオカマ)になるのだが
それもそれでまた見ものである。

[ 2015/09/26 ] | 時代劇鑑賞
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プロフィール

死神の弥三

Author:死神の弥三
主に激し目の音楽の聴いた感想(アテにしないでください、火傷しますw)を書いています。ここではそれだけです。





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