THEATER OF AUTUMN

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OSCULUM INFAME/Dor-Nu-Fauglith

フランスのブラックメタル。
ジャケット見ただけでなぜだかフランス産というのはピンときた。
結構この手のジャケットはツボなんだけど。

プリミティヴブラックメタルという表記のある所もあるが
それは決して外れでもない。

とりあえずシンセが結構入っており、
シンフォニックブラックメタル的な趣もあるサウンドといった感じ。
演奏は上手いのか下手なのか良くわからない。
ブラスト疾走する場面もあれば
いかにもプリミティヴブラックと思わせるようなチープな部分があったりと
まぁいろいろ…。
7分台9分台の曲が何曲もあるのも特徴。
9分台の大曲はミドルテンポを主体としてリズムチェンジ繰り返すようなパターン。

アコギやシンセを多用したメロディックな部分を強調したパートがある反面、
ブルータルな部分が強調されている所もあったり、
先にも書いたような安っぽい演奏に狂ったようにわめきまくったりするパートや、
アコギやパーカッションが登場するようなインストがあったり、
曲によってはなぜか明るいメロディが登場したりと
(そういうのは結構面白かったりもするが…)
なんか今一つわけわからん。

その上、なんか現在入手不能らしいという話も。
中古CD屋で見かけたら興味のあるか方は是非どうぞ。


01. A Prelude To Dor-Nu-Fauglith
02. Under The Sign Of The Beast
03. Vampiric Warmaster (Part II)
04. Dark Wickedness
05. When Iron Has Been Blended With Blood
06. The Nine Ghosts Of The Ring Of Power
07. Kein Entkommen
08. Whisper Of The Witch
09. Among Mist And Shadows...

[ 2012/12/24 ] | プリミティヴブラックメタル

BURZUM/Umskiptar

UMSKIPTAR (北欧神の化身) (直輸入盤・帯・ライナー付き)
BURZUM バーズム
ディスクユニオン (原盤:NORWAY/BYELOBOG PRODUCTIONS) (2012-05-30)
売り上げランキング: 504,385



ノルウェーの一人プリミティヴブラックメタルバンドの新作。
こないだ発売されたのは
過去の焼き増しで音質が上がったものの、
聴きやすくなった分、
カウント・グリシュナックのVoを含めて
元々あった狂気とかEvilな雰囲気、世界観が減退するという
皮肉な内容だったわけだが
(もちろんクオリティが下がったというわけではない)。
ジャケットは前作のスタジオ作品と同様、
中世の美しい絵画で中身とまるで違う(笑)。


ドラムと不気味で禍々しいインストの#1からスタートする。
#2からあのガリガリとした聴く人の耳を削るようなリフが登場する。
横ノリのリズムにアンビエント音楽にも似たような同じリズム、
メロディの繰り返しは変わらない。
が、そのガリガリリフの中に
明確なメロディを持つ音を入れてきているのが今作の特徴だろうか。

もちろんスクリームVoも登場するものの、登場する割合を極端に下げ、
むしろ朗々と歌い上げたり(それが逆に気味が悪い)、美声を聴かせたり、
何かをひたすら語るような感じだったりとノーマルVo結構入る。
狂気のようなサウンドではなく、どちらかというと
ゴシックメタルにも似たような寂しさや悲しさを感じた。

前作もそうだったけど、聴きやすさはさらに増したような感じ。
明確なメロディや過去の作品とは明らかに違うドラマティックな展開を見せてくる。
またドラムの入らないトラックもあったりする。
完全なアンビエントじゃないかと。
ただ、メロディアスでない#5のような曲は今までの彼の作風が色濃く残っているけどね。

まぁ、一般のメロデス、メロブラファンにはまだキツイ内容かもしれないけど、
それでもかなりそっち系のファンにもかなり近づいていることは確か。




1. Blodstokkinn
2. Joln
3. Alfadanz
4. Hit helga Tre
5. AEra
6. Heidr
7. Valgaldr
8. Galgvidr
9. Surtr Sunnan
10. Gullaldr
11. Nidhoggr

[ 2012/05/20 ] | プリミティヴブラックメタル

BURZUM/From The Depths Of Darkness

FROM THE DEPTHS OF DARKNESS(フロム・ザ・デプスズ・オブ・ダークネス) (直輸入盤・帯・ライナー付き)
BURZUM バーズム
ディスクユニオン (原盤:NORWAY/BYELOBOG PRODUCTIONS) (2011-12-14)
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ノルウェーVarg Vikernesによる一人プリミティヴブラックメタルの
1stアルバム『BURZUM』と2ndアルバム『DET SET ENGANG VAR』からのリメイク盤らしいわ。
なので純粋な新作ではないみたいな。

前作は音楽性に似つかわないような美しいものだったが
過去の音源のリメイクということもあるのか、
EVIL感満載かついかにも邪悪なブラックメタルらしい白黒ジャケットになっている。

そのジャケットの通り、非常に不気味なインストから始まる。
途中で何曲かインストが入るがどれも気持ちの悪くて悪魔のようなサウンドだ。
そしていきなし轟音とともに#2になだれ込むんだが、
不気味さと狂気に満ちた邪悪さ満載で
カリカリと鳴るトレモロリフの音に身が削られそうな感じです。
ただ、Voに関しては以前のような狂気さは無くなっているなぁ…。

メロディがあるような曲もあるのだが、
アンビエントにも似た手法だと思われるが、
(詳しいことは自分は知りませんが…)
ひたすら同じようなメロディを繰り返すようなサウンドなので
この手の音楽が苦手な人にとっては途中で飽きてしまうかもしれない。
途中でスローテンポになる#6は
そのスローテンポの部分をまともに聴いていくうちに本当に気が滅入ってくるわな…。
邪悪な世界を展開しているがその中に
その世界観に対比するかのように非常に説得力のあるメロディのギターソロが
入ってくるさまはなかなか面白い。

音は決していいとはいえないものの過去の音源に比べれば遥かに良くなっており、
聴きやすくはなっている。


1. The Coming (introduction)
2. Feeble Screams from Forests unknown
3. Sassu Wunnu (introduction)
4. Ea. Lord of the Depths
5. Spell of Destruction
6. A lost forgotten sad Spirit
7. My Journey to the Stars
8. Call of the Siren (introduction)
9. Key to the Gate
10. Turn the Sign of the Microcosm (Snu Mikrokosmos' Tegn)
11. Channeling the Power of Minds into a new God

[ 2011/11/26 ] | プリミティヴブラックメタル

Zuriaake(葬尸湖)/Afterimage of Autumn(弈秋)

中国のプリミティヴブラックメタルバンド。
ジャケットは水墨画で非常に美しい。
何でもB5版の豪華なジャケットだったらしい
(600枚限定で現在中古以外入手不可能かとおもわれ…)
とてもブラックメタルであるというものを感じさせません。

鳥のさえずりと柔らかなKey主体の曲から幕を開けます。

劣悪なプロダクションはもちろん
ノイジ―なトレモロギターリフにアトモスフェリー的なKeyや
中国特有の(?)民族楽器が入るというのが特徴だろうか?
ただ、骨組みとなる作りはどうもBUZUMを意識したような気がするなぁ…。
Voはわめき中心で時折病的な叫びも聴かれます。
アンビエントブラック的でもあり、デプレッシヴ的なものも噛んでいるかもしれない。

まぁブラスト全開で突っ走るようなタイプじゃないし、
アンビエント的な感じで1曲1曲起伏も少なく、
叙情的でない曲もあったりして、
ひたすら似たようなメロディが続くので(しかも曲が長い)、
こういうのがかったるいという方には全く持ってお勧めはしません。

中国奥深くの秘境の情景を感じさせてくれるアトモスフェリーなKeyワークが素晴らしい#4や
民族楽器バリバリ入る#8やラストの#9などはなかなかいい方なのだが
どちらかというとありがちなプリミティヴブラックメタル的な印象の方が強くて
確かに色々やっているのはやっているんだが今一つといった感じだろうか?
もっとKeyや民族楽器やらを前面に出して個性を出しても良かったのでは?と感じさせられた。




01. Whispering Woods
02. God of Scotch Mist
03. River Metempsychosis
04. Afterimage of Autumn
05. Forest of Twilight
06. Desolated Mountain
07. Sirius
08. Return Journey
09. Moon of Frost

[ 2011/10/17 ] | プリミティヴブラックメタル

FOREST OF FOG/Rabenflug

スイスのブラックメタルバンド。
鳥のさえずりや川の流れをバックにピアノによるインストから幕を開け、
#2に入ってからノイジーなギターと安っぽい打ち込みドラムといった
いわゆるチープなサウンドプロダクションでなだれ込みます。
いかにもなプリミティヴブラックメタルである…というかこれはデモらしいわ。

曲はそれでもなかなか叙情度は高く、結構聴く側の耳を惹きつけるものはあるわ。
曲によってはヴァイキング的な勇ましさも感じたり…。
サウンドも疾走やスローになったりと緩急をつけて(曲の中にはアコギを入れてきたりもする)
1つの曲でいろいろと展開を見せてくれる。

このアルバムではVoは入っていないが(わめきのVoがあったらもっと激しいものになっていただろう)、
特にこれはこれでなかなか悪かないね。
雰囲気モノのプリミティヴブラックサウンドが全面にわたって堪能できます。
メロディが分かりやすいので音質とVo抜きというのが嫌な人以外には結構楽しめるかもしれない?


1. Intro
2. Schwertes Blut
3. Das Licht Erlosch...
4. Walking The Endless Path
5. Nebelleben
6. Rabenflug

[ 2011/05/17 ] | プリミティヴブラックメタル

BURZUM/Fallen

FALLEN (フォーレン) (直輸入盤・帯・ライナー付き)
BURZUM バーズム
ディスクユニオン (原盤:NORWAY/BYELOBOG PRODUCTIONS) (2011-03-23)
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去年出所後にアルバムを出して
間隔をそんなに開けずに9作目をリリースした、
一人プリミティヴブラックメタルの帝王。
ジャケットが今回は写真を使いゴシックメタルっぽい。

まず耳を惹いたのは同じプリミティヴでありながら
アングラ臭が薄くなったこと。
確かに音は相変わらず悪いがVoが非常にクリア―だ。
バックのサウンドにしても以前のようなあのこもった音とは明らかに違う。
そして、#2のようにノーマルVoでのフォーキー的なコーラスが出てきたりと、
今までの狂気のようなものとは明らかに違うアプローチをしている。
基本はスクリームVoなのだが以前よりも
頻度の割合が多くなったような?お経のような冷たいくらい無表情なノーマルVoやコーラスが
聴いているものを不気味さを通り越した不思議な感覚をに陥らせる。
これはこれで中毒性を感じるかも??

キリキリと音を立てて神経を逆なでするようなギターの音はもちろん、アンビエントにも通じるような
同じようなメロディやリズムの繰り返しは今まで同様だが
出所前(それとも捕まる前?)の時とは明らかに違う印象をビシビシ受けた。
最後の曲なんてなぜかDEAD CAN DANCEが入っているし…。
今作は前作のようなパンキッシュな曲はありませんでした。



1. Fra Verdenstreet
2. Jeg faller
3. Valen
4. Vanvidd
5. Enhver til Sitt
6. Budstikken
7. Til Hel og tilbake igjen

[ 2011/02/08 ] | プリミティヴブラックメタル

BURZUM/Belus

BELUS(ベリウス)(直輸入盤・帯・ライナー付き)(デジパック仕様)
BURZUM(バーズム)
ディスクユニオン (原盤:UK/BYELOBOG PRODUCTIONS) (2010-03-27)
売り上げランキング: 82,827




MAYHEMのカウント・グリシュナックノルウェーのブラックメタルプロジェクト、2010年作。

獄中でもいろいろな制限をされながらもいろいろ作り続けて
ある種獄中ブラックメタルのカリスマ(ウチだけ?)とも言われるようになったわけだが、
2009年に出所(仮?)となり、今年に入ってまた新たに作品を作り上げた。

獄中時にはアンビエント的なものを作っていた(作らざるを得なかった?)が
今作はアンビエントブラックからギターやドラム
(おそらく打ち込みか?)が復活して、以前彼がやっていた
ブラックメタルがそこにあるわけだが、
監獄に入る前とやっていることは何ら変わってはいない。
ノイジーなギター(というかただ音質が悪いだけだが)と打ち込みのドラムに
ひたすら同じメロディ、リズムの繰り返しにカウント・グリシュナックの絶叫が響き渡る。
時折冷たい北欧らしいメロディを導入したり、
ノーマルヴォイスを使ったりして(それが逆に不気味さを強調させている)
同じリズムの繰り返しに微妙に変化を持たせている。
#2を聴いた時はつまらんと思ったもののそれ以降で↑のような展開を見せていることで
ちょっとホッとしている。

#5は起伏の展開の少ない彼らしいブラックメタル…ではなく、
パンキッシュに疾走するちょっと変わったスタイル。
やはり獄中生活を経て出所して何かが変わったのだろうか?


1.Lukans Renkespill (Introduksjon)
2.Belus Doed
3.Glemselens Elv
4.Kaimadalthas Nedstigning
5.Sverddans
6.Keilohesten
7.Morgenroede
8.Belus' Tilbakekomst (Konklusjon)

[ 2010/09/27 ] | プリミティヴブラックメタル
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プロフィール

死神の弥三

Author:死神の弥三
主に激し目の音楽の聴いた感想(アテにしないでください、火傷しますw)を書いています。ここではそれだけです。





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