ゴシックメタル

        

PARADISE LOST/Medusa

category - ゴシックメタル
2017/ 09/ 10
                 



イギリスのゴシックドゥームメタルの新作。
前作で完全に原点回帰のようなの音に
驚かされたのだが、
今作はそれを受けてどうなるか気になっていた。

出てきた音はなんてことはなく、
スローテンポで重く、へヴィでドゥーミーなサウンドに
デスVo(要所でクリーンなコーラスが入る)や
お経のような表情のないVoが乗っかるという
決して期待を裏切らない前作の延長線上の
サウンドに徹していたというオチだった。
ただ、どことなくストーナーロック的な趣も感じなくもないか?
アップテンポな部分などはそういう雰囲気だったし、
それ的なグルーヴィな部分もある。
そこに怪しげなギターのメロディが入り、
禍々しい世界観が展開される。

決してシンセやオーケストレーションを安易に入れたり
女性Voに頼ったりして一種のコマーシャル的な要素を入れて
(まぁそれが独特な世界観を演出してそれはそれでいいんだけど)
ある種の聴きやすさやとっつきやすさがあるのだが
もちろん一時はそういう要素もこのバンドにはあったのだが、
そういうのを極力取っ払っている
(ピアノを効果的に使っているくらいか?)
ところに本気度かつ、
ゴシックメタルとはなんぞやという答えを音で表現している。
決してキャッチーなメロディが好きな人には
受け入れられにくい音(←もちろんほめ言葉)であることは確かだ。



01.Fearless Sky
02.Gods Of Ancient
03.From The Gallows
04.The Longest Winter
05.Medusa
06.No Passage For The Dead
07.Blood & Chaos
08.Until The Grave
09.Frozen Illusion
10.Shrines
11.Symbolic Virtue



                         
                                  
        

LACRIMOSA/Testimonium

category - ゴシックメタル
2017/ 09/ 03
                 
Testimonium
Testimonium
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Lacrimosa
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今作も奇数の年にリリースされている
(一度だけそれを破ったことがあるが…)。
スイスのシンフォニックゴシックメタルユニットの
いつの間にかな新作。
どうせ日本盤はまたベルアンティークですか?
知りませんが…。
ジャケットはいつものように白黒だが
恒例のピエロが今作は描かれていない(どこかにいるのだろうか?)
初め歓声とかが入るのでライブ作品かと思ったが
どうも違うっぽい。悲しいメロディの曲を
いつものように派手なオーケストレーションのバッキングにより
さらに説得力を加えている。
今作はコンセプトアルバムのようで
4つのステージ(ACTと表記されている)で構成されているようだ。




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RAVENSCRY/The Invisible

category - モダンヘヴィロックゴシックメタル
2017/ 05/ 24
                 
The Invisible
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イタリアの女性Vo擁するゴシックメタルバンドの3枚目。
記憶にないのだが、なんでも過去作は日本盤も出ていたとか
曲数がやたら多く(その中に1分とか1分弱のものもある)
どうやら何かのコンセプトアルバムのようだ。

しばらくクリーンギターによるイントロの後に出てきた音は
ジャケットから想像はできたのだが
あぁやっぱりと落胆するようないかにも今の若者がやりたがる
EVANESSENCE的なモダンへヴィロックをメインに
そこにプログレで複雑なサウンドを加えたようなもの。
いやかなりこのバンドは後者を強めている。
そこにややハスキーな感じの女性Voが中低音を駆使して
時にはけだるく時には張り上げて力強く表情豊かに歌いあげる。



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OFFICIUM TRISTE/Mors Viri

category - ゴシックメタル
2017/ 05/ 08
                 
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Officium Triste
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オランダのドゥームゴシックメタル2013年作らしい。
基本はこの手の典型的な遅いリズムなんだが
時折比較的アップテンポなリズムを使い分け、
意外ととっつきやすいメロディを奏でるギターに
ピアノやらシンセがからみ、
ある種かったるくろうろうと喋るような
語りVoノーマルVoやデスVoがからむといった感じ。

このバンドを知ったのは別のアルバムではあるが
どことなく初期のTHE GATHERINGっぽさを感じさせなくもない。
暗い音楽なんだけどどことなく
明るい雰囲気を感じさせるみたいな?
とはいっても曲によってはTHE GATHERINGさを感じさせないような
むしろDRACONIANを思わせるような部分もある。


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TREES OF ETERNITY/Hour of the Nightingale

category - ゴシック/アンビエント
2017/ 04/ 02
                 
HOUR OF THE NIGHTINGAL
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TREES OF ETERNITY
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フィンランドのゴシックメタルらしい。
ジャケットに興味を惹かれて聴いてみた。
てっきり派手なシンセが特徴な
女性VoにデスVoをからませて
モダンな色合いをエッセンスした
ありがちなシンフォニックゴシックメタルか何か
そのあたりだと思っていたのだが…。

想像以上にドゥーム色が強く、テンポもスローが中心。
初めはフューネラルドゥームゴシックメタルかと思ったくらい。
まぁどうもそこまでは絶望色も強くないようだが…。
それでもかなり暗くて禍々しい世界観が強い。
ソプラノでもなければ力強くもなく
ささやき女将系な女性Voがメインで
(時にはゲストの男性Voが入ったりもする)さらに退廃感を強めている。



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SCREAM SILENCE/Saviourine

category - メランコリックロック
2017/ 01/ 24
                 
Savourine
Savourine
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Scream Silence
Plainsong



ドイツのゴシックメタルバンド。
前作が眠かった印象が強くてガッカリさせられたものだが
懲りもせず次作であるこのアルバムも聴いてみる。
相変わらずドラムが軽く、ギターが奥に引っ込んだ丸い音で
メタルとアンビエントの中間のようなロックサウンドで
シンセとかそっち系を前面に出したある種小洒落で
ピロピロシンセを始めエレクトロ色が強く
ナルちっくでマイルドなVoは相変わらず。


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SCREAM SILENCE/Elegy

category - ゴシックメタル
2016/ 12/ 28
                 
Elegy
Elegy
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Scream Silence
Plainsong


ドイツのゴシックメタルバンド。
Seven Tearsがそれなりに良かったので
それなりのものを期待してたんだが、

やっている事はメタルというよりも丸い音質もあって
ゴシックロックに近いようなポップな感じで
(ポップスに比べるとへヴぃだが)、
メランコリックなメロディに、
このバンド特有の(?)ピロピロシンセや
沈み込むような冷たさも感じるピアノなど
シンセを巧みに使ったエレクトロニカルなサウンドに
ナルちっくなVoが歌い上げる
暗黒度はかなり低めのサウンドが展開される。


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SIRENIA/Dim Days of Dolor

category - ゴシックメタル
2016/ 11/ 19
                 
ディム・デイズ・オヴ・ドーラー
シレニア
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ノルウェーのゴシックメタルバンド2016年作。
スペイン人女性シンガーのAilynが
プライベートな事情から脱退して
新たなVoを迎えての第1弾になる。
相変わらずクワイアをはじめとして
派手なシンセやストリングス等を多用して壮大なスケールの
シンフォニックゴシックメタルをやっている。
デスVoは前作よりも大幅に控えめになっている。


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SCREAM SILENCE/Heartburnt

category - メランコリックロック
2016/ 11/ 02
                 
Heartburnt
Heartburnt
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Scream Silence




ドイツのゴシックメタル/メランコリックロックバンド2015年作。
Saviourineリリース以降も知らない間に
何作もアルバムをリリースしていたようだ。
自分の知っている限りだと、ElegyとSaviourineがシンセを多用した
アンビエントっぽいサウンドになってあまり抑揚がなくて
このナルちっくだけどどこか頼りのないVoも相まって
聴いているうちに眠くなるようなサウンドだという記憶しかないんだが…、


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VIIKATE/Marraskuun LaulujaⅠ

category - フォーク・トラッドメタル
2016/ 09/ 26
                 
フィンランドのフォークメタルで何作目かは不明。
このアルバムの紹介の際にAMORPHISの名前があったので気になったのだが。
どうもそれは色違いのジャケットで曲の収録も違うⅡのようで、
こっちのアルバムには収録されていない。
色違いなだけというジャケは紛らわしい。

フォークメタルという割には、その手のメロディは
民族楽器を多用したありがちなサウンドではなく、
ギターによる民族的メロディを奏でるくらいに抑えられており
(時折ピアノも入るのだがあくまでも味付け程度でメインはギターだ)、
メタルというよりもロックンロール的な部分もあったりするサウンドで
そこに乗っかるVoは母国語による
(西野カナの後に聴いたものだから日本語の何かの空耳かと思ったくらいだ)
ゴシックメタル的な低血圧歌唱&ナルちっくに歌い上げる
そんな感じなのでどことなく暗くて聴いていくうちに滅入ってくる。

AMORPHISというフレーズがあったが、確かに似てなくもないが
こちらはデス色は皆無と言っていいくらいだし、聴きやすい。
何よりもこのバンドはメロディの要となる
ギターによる抒情度の高さがなかなかなもので
決して馬鹿テクではないのだが、要所で情感たっぷりに弾き、
そのメランコリックなフレーズが聴く人の耳を惹きつけ、
非常に印象に残るなかなかのもの。#4のソロで聴かれるのだが
もっとそういう部分を前面に出してもよかったと思う。

インストの#8は非常にメランコリックなカヴァーに仕上がっており◎。
ちなみにⅡの方はそのAMORPHISのカヴァーがあるらしい。
機会があったら聴いてみたい。


1. Uvertyyri: Pelakuu
2. Kerran
3. Valssi ikinä anteeksi
4. Orret
5. Suruvaippa
6. Me olemme myöhäiset
7. Hallamaat
8. Ensimmäinen runo
9. Syys
10. Iäisyys