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KALMAH/Palo

category - メロディックデスメタル
2018/ 04/ 09
                 



フィランドのKokko兄弟が在籍するメロデスバンド。
そのある種、音楽性をほとんど変えずに
暴虐性がありながらも
クサメロ哀メロを奏でるサウンドが
メロデスファンからは人気があるのだが…。
日本語のタイトルは蒼炎となっていて
ジャケットもなかなかEvilでカッコよくよさげなのだが…。
今作もAmazonのレビューでは高評価となっている。

で、自分も聴いてみる。
相変わらずヴァイキングメタルっぽいような
勇ましげのあるメロディと
時にはブラストをかましたりしてしっそうしたり
暗黒性やブルータル性を
上手く共存させるスタイルは相変わらず。
曲のパートによってわめきと抱擁を
巧みに使い分けるVoも相変わらず。
部分的にはオーケストレーションを使って
大仰しさも加味。
メロディックなギターに巧くシンセが絡む等などと
今まで同様にやっている事に一点のブレもなければ
曇りもないのだが…。
一通り聴いてみたのだがなんだかパッとしない。

2ndを聴いた時のような衝撃というものは遠く及ばない。
要はやっている事が全く変わらないといったところか?
結局疾走メインの#3と
ピアノから始まるポップ感もあるミドルテンポの#5、
あとはラストの#10といったところか
それくらいしか印象に残らなかった。
今までさんざん聴いたようなメロディや
パターンの多さが原因なのだろうか?
何か使い回し感のようなものを感じてしまった。

どこかのサイトのレビューでは
印象に残りにくいサウンドと指摘されていたが
今作を聴いて残念ながら自分もその指摘が
はっきり当たっていると思ってしまったというか。
似たようなサウンドに徹してしまっているという点は
否めないのが残念だ。



01.Blood Ran Cold
02.The Evil Kin
03.The World Of Rage
04.Into The Black Marsh
05.Take Me Away
06.Paystreak
07.Waiting In The Wings
08.Through The Shallow Waters
09.Erase And Diverge
10.The Stalker




                         
                                  
        

ORPHANED LAND/Unsung Prophets & Dead Messiahs

category - プログレッシヴ系
2018/ 03/ 24
                 



イスラエルのプログレ風のメロデスバンド。
…と自分では思っているのだが
単純にプログレッシヴメタルバンドなのかもしれない。
まぁお国柄なのかどうかは不明だが
やっている事といったら
いかにも中近東系にありがちなメロディをのせた
プログレ的なひねくれ感を持つメタル…

と表現してしまうと
チュニジアのMYRATHと何が違うんだ?
という事にもつながりかねない。
実際にやっている事はモダンな部分を取り除いた
MYRATHのようなものではなくはないのだが
男女コーラスがあったり
やや変速拍子がかったパートがあったり、
静と動の部分があって(7、80年代プログレ的な趣もある)
激しいコントラストを描いたり
デスVoを導入したり、こちらの方が
モダンでない代わりに(?)アグレッシヴであったりと
何かと多彩な事をやっているというのが
こっちの方といった感じだろうか?

決して悪い内容ではない
MYRATH云々を抜きにして
(それでも弦楽器でアラビアメロディを奏でられると
否が応にもそれになってしまう感はある)
むしろ安定したクオリティを保っている内容ではある。

悪いといえばこのジャケット
もうちょっとましなものにできなかったのだろうか?
それと放送禁止的なスラングを連発しているのか
やたらとピー音が飛び出すのだがそのたびに
興ざめをしてしまうのは確か。
これは本当にスラングを発しているがために
音を消しているのか、それとも一つの効果音のためだけに
やっているのか不明だが、
これだけは個人的には受け付けなかった。
せっかくの内容をぶち壊すだけの威力があるが故
止めた方がよかった。





                         
                                  
        

VISIONS OF ATLANTIS/The deep & the dark

category - ベルギー・オーストリア・ギリシャ
2018/ 03/ 12
                 
オーストリアの男女混合Voの
シンフォニックメタルの2018年作らしい。
このバンドもNIGHTWISHフォロワーという事もあり
派手なオーケストレーションとへヴィなギターによる
サウンドをやられていて個人的にはスルーする
音楽性をやっていた(はず)。

なものなのでどうせこのアルバムも、
NIGHTWISHそっくりの(ないしは似たような)
個人的にはあまり好きじゃないサウンドを
今作もやるんだろうという気持ちで聴いてみた。

派手なオーケストレーションは登場するものの
やり過ぎまでのNIGHTWISH的な要素はなりを潜め
(もちろんNIGHTWISH的でない事はないのだが)
どことなく柔らかな音質も手伝って
非常に聴きやすくてとっつきやすいサウンドに変貌。

曲によっては結構バスドラが踏まれるパートもあったりする。
ギターもそないへヴィでもないし
ひたすらミドルテンポの曲が並ぶというわけでもなく
ある種のポップ感もあったりする。
曲によってはフォーキーだったりアラビアンだったりと
その辺りはどこのメタルバンドもやりがちな故
あまり個性的ではないのだが…。

しばらく聴いてなかったら
音楽性が自分好みのサウンドに変貌していた事には
驚かざるを得なかった。

女性Voは優しげでノーマルな歌い方はもちろん、
ソプラノも使い、時には力強く歌い上げたりと
器用に歌い上げるのだが
男性Voは初期のころから(交代しているかは謎だが)
B級感が否めないのは残念だな。
しかし、へヴィで大仰しくて今一つピンとこない
今どきのシンフォニックメタルサウンドが苦手
という人にとってはポップさを前面に出したような
今作はかなり当りかもしれない?






                         
                                  
        

西野カナ/LOVE it

category - GIRLPOP/同人音楽
2017/ 12/ 09
                 
LOVE it(初回生産限定盤)(DVD付)
西野 カナ
SME (2017-11-15)
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相変わらずネタのためだけに聴いている
西野カナの新作。またLOVEがタイトルについて
色恋沙汰のごり押しである。
何でも去年この方がレコード大賞を取ったのだとか
(EXILEとか三代目なんとかとか
そんなギャル受けしかしないような連中ばかりで
本当にうんざりするのだが)。


で、今作。また相変わらず
何のコンセプトとか不明だが
*Prologue*と*Epilogue*がある。
もうその*Prologue*からやる気が感じられないような
かったるそうに歌い上げるカナ嬢の歌声プラス
ラップまで入って(その上頭の悪そうな女が
目の色を変えるようなものの名称を羅列する歌詞に)
自分は拒絶反応MAXになってしまうのだが…。
いやもう#10の曲名見た瞬間
で拒絶反応なんだが(おまけにこの曲
打ち込みとAメロはラップ全開だし)…。
まぁネタとして聴いているので
全く期待もしていないのだが…。

                         
                

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ANNIHILATOR/For the Demented

category - スラッシュメタル/デスラッシュメタル
2017/ 11/ 11
                 
フォー・ザ・ディメンテッド
アナイアレイター
マーキー・インコーポレイティド (2017-12-20)
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カナダのヴェテラン・スラッシュメタルバンド。
初めてちゃんと聴いてみた。
古臭くてイモ丸出しなジャケットが
良いのか悪いのかわからないが、
(それでもRefresh the Demonよりは
はるかにマシだ…)、
中身がよければそれでいいわけで…。
というか、調べると影響を受けた80年代の
サウンドに回帰したいのだとか…。
なのでジャケットがそうなったという事なのか…?

スローテンポのギターによる禍々しいメロディの後
高速スラッシュビートになだれ込むわけだが
このスラッシュビートが想像以上に速い。
そしてジェフのVoがこの曲に関しては
なんかデスっぽくてどうしたのかと思ったくらい。

それ以降はジェフのVoは(今に始まった事ではないが)
暗く感じるくらいで特にデスっぽくもなく
曲はスラッシュビートを中心とした疾走曲はもちろん、
それ一辺倒で来るかと思いきや、そうでもなく
ノリノリのサウンドあったり、
メランコリックっぽかったり、
ロックンロールっぽかったり、
ダークでありながらも
どことなくポップな雰囲気を持っている曲等
それなりにヴァラエティに富んでいる。
必ずどの曲も流麗なギターソロが入るし
それがまた高揚感をかきたてる。


確かに80年代だったりジェフが影響を受けたバンドの
雰囲気のようなものはそれなりに感じた。
そこにある種のお遊び心を
感じさせる部分もあるのだが、
ヴァラエティにとんだ内容はとにかくとして
そういうのを取り入れつつも疾走を多めにした方が
個人的には受けがよかったんじゃないかと。




01. Twisted Lobotomy
02. One To Kill
03. For The Demented
04. Pieces of You
05. The Demon You Know
06. Phantom Asylum
07. Altering The Alter
08. The Way
09. Dark
10. Not All There



                         
                                  
        

ZEMETH/Rouge Noir

category - 未分類
2017/ 10/ 29
                 
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Amazonでたまたま見かけたジャケットが気になって
調べて見たらなんでも
"哀愁歌謡ノスタルジック
メロディックデスメタルプロジェクト"らしい。
レビューを見れば一人でやられていることもあり
ドラムはどうやら打ち込みっぽい。
前面に押し出した派手なシンセ、ピアノ
そしてヴァイオリン等に彩られた
非常にファンタジック性の強いメロデス
と言った感じだろうか。
そのためにギターやVoがどことなく遠慮気味で
メタル的な重量感にかける。
なんだか同人系にもアピールするようなサウンドだ。
GYZEのメンバーも参加しているそうで
その点からどういう展開かは予想できるのだが…。



                         
                

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ENSIFERUM/Two Paths

category - フォーク・トラッドメタル
2017/ 10/ 09
                 



フィンランドのフォークメタルバンドの7枚目。
最近はアコーディオン奏者が加入したとか。
確か久々に見たBURRN!のレビューも結構高かった
(なんだかどのアルバムも80点以上が多くて
この雑誌もファミ通のようになってしまったのか?)
お約束ともいえる(?)壮大で仰々しいインスト#1の後は
これもお約束ともいえるような疾走曲の#2なわけだが
フォーキーなメロディにオーケストレーションや
クワイアを加えてシンフォニックなサウンドに仕上げた
この手の好きな人にとっては満足のいくサウンドである。
どことなくエピック色も感じられる。



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VEILED IN SCARLET/Lament

category - メロディックデスメタル
2017/ 10/ 01
                 
Lament (ラメント)
Lament (ラメント)
posted with amazlet at 17.10.01
Veiled in Scarlet (ヴェールド・イン・スカーレット)
Walkure Records (2016-12-21)
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日本のメロデスバンドのミニ。
2ndフルはとにかく俳優出身のVoの説得力に欠けた
しゃがれVoにげんなりさせられてしまったのだが
そのVoは脱退したこともあり、
新加入(というかゲストなのか?)のVoには
ある種の不安要素を感じたのだが…。


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SEPTICFLESH/Codex Omega

category - シンフォニック/メロディックブラックメタル
2017/ 09/ 16
                 
セプティックフレッシュ『コデックス・オメガ』【初回限定盤CD+ボーナスCD(日本語解説書封入/歌詞対訳付)】
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ギリシャのシンフォニックブラックメタルバンド。
前作はやっていることが正直
スウェーデンのDIMMU BORGIRとどう違うの?
と言われるくらいに派手なオーケストレーションを多用した
シンフォニックブラックメタルをやられてた
(とはいっても個人的な感想では本家の
DIMMU BORGIR/Abrahadabraよりも
メロデックさは薄めだった)のだが
そんなこんなで2017年作の今作も
やっていることは前作の流れを引き継いだもので
前作を軽く上回ったような作品に仕上がっている。



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PARADISE LOST/Medusa

category - ゴシックメタル
2017/ 09/ 10
                 



イギリスのゴシックドゥームメタルの新作。
前作で完全に原点回帰のようなの音に
驚かされたのだが、
今作はそれを受けてどうなるか気になっていた。

出てきた音はなんてことはなく、
スローテンポで重く、へヴィでドゥーミーなサウンドに
デスVo(要所でクリーンなコーラスが入る)や
お経のような表情のないVoが乗っかるという
決して期待を裏切らない前作の延長線上の
サウンドに徹していたというオチだった。
ただ、どことなくストーナーロック的な趣も感じなくもないか?
アップテンポな部分などはそういう雰囲気だったし、
それ的なグルーヴィな部分もある。
そこに怪しげなギターのメロディが入り、
禍々しい世界観が展開される。

決してシンセやオーケストレーションを安易に入れたり
女性Voに頼ったりして一種のコマーシャル的な要素を入れて
(まぁそれが独特な世界観を演出してそれはそれでいいんだけど)
ある種の聴きやすさやとっつきやすさがあるのだが
もちろん一時はそういう要素もこのバンドにはあったのだが、
そういうのを極力取っ払っている
(ピアノを効果的に使っているくらいか?)
ところに本気度かつ、
ゴシックメタルとはなんぞやという答えを音で表現している。
決してキャッチーなメロディが好きな人には
受け入れられにくい音(←もちろんほめ言葉)であることは確かだ。



01.Fearless Sky
02.Gods Of Ancient
03.From The Gallows
04.The Longest Winter
05.Medusa
06.No Passage For The Dead
07.Blood & Chaos
08.Until The Grave
09.Frozen Illusion
10.Shrines
11.Symbolic Virtue